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「ところで、ルエはどこに住んでるの？」

ルエはしばらく考えた後、こう言った。

「私が住んでるところは天界…いや、正確に言うと天使界に住んでるんだ。」

「じゃあ、僕も行けれるの！？」

カービィが目をキラキラさせてルエに問うと、ルエは首を振って答えた。

「残念ながら、お前みたいな生者は行くことができないんだ。
天使界はずっと高い場所にあるからな。」

「え〜！！そんなのないよ！！」

カービィは頬を膨らませ、そのまま座り込む。

その彼の表情は、今にも泣きそうだった。

そんな彼を見たルエは、どうしたらいいのか分からずおろおろ。

そして…









「うえーーーーーーーーーーーーーん！！」









カービィの大きな泣き声が、広い青空に響き渡った。
ルエは、泣き喚いた彼を見てさらにおろおろ。

—この声をフームに聞かれたら、絶対に駆けつけてくる。—

そう確信したルエは、光の魔法を使ってキャンデーを作ると、









「カービィ、泣き止んでくれーーーーー！！」









と叫んで、カービィの口にそのキャンデーを入れた。

すると、カービィの表情が和らいだ。

ルエはホッと胸をなでおろし、その場に座り込む。