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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星のカービィ×光の堕天使のコラボ! 星の輝き ( No.30 )
- 日時: 2011/07/31 19:05
- 名前: 水月 (ID: SuDcL78Z)
「・・・・・ん?」
睡眠薬の効果が切れ、ルエは目を覚ます。
眠っていたためか、半分寝ぼけている。
ルエは眠りかけの目をこすり、ふぁ、と短い欠伸をする。
(・・・どこだ、ここ?)
そう思い、扉を探す。が、扉は見つかったものの、外側からカギがかかっていた。
なぜかというと・・・。またルエが脱走しないようにするためである。しかも窓もないため、今ルエがいる部屋は、完全密室状態となっていた。
「・・・またあいつか・・・。」
そう呟き、立ち上がる。ルエは拳を握りしめ、近くの壁を思いっきり殴った。
ガン!
と鈍い音がした。もちろん、殴ってもここからは出られない。
「・・・なんで、私の邪魔をするんだ・・・!」
そう呟き、また殴る。殴った手からは、血が出ていた。
「くそ・・・!くそ・・・!くそ・・・・・!!」
嘆きの言葉を言いながら、壁を殴り続けるルエ。
手からは血が止まらなくなっていたのだが、それでも気にせず殴り続ける。しばらくして、ルエは殴るのをやめる。殴っても意味がないとわかっているからなのだろうか。
ベットに座り、少し落ち着いていると・・・扉が開いた。
「・・・カービィが、呼んでおります。」
そう言ったのは、カービィの仲間の一人、ワドルドゥだった。
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