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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星の輝き コメをくれると助かります! ( No.88 )
- 日時: 2011/08/19 21:54
- 名前: 水月 (ID: SuDcL78Z)
—第2章 「優しさを持つ堕天使の『純粋な心』」—
満月が輝く夜空の下を、カービィ達は歩いていた。
ルエにこの村を案内するために。少しでも、このプププランドを知ってもらうために。
ルエは初めての物ばかりを見て、興味を示していた。
カービィは、チェックポイントのところまで案内し、ルエに説明をする。
ルエはカービィの説明を、真剣に聞いていた。
やがて、カービィ達は大きな森にいるウィスピーウッズのことを説明した。
「ウィスピーウッズはね、森の賢者とも言われてるんだ。」
「森の・・・賢者・・・。」
森の賢者という言葉に、ルエは反応した。
なにしろ、ルエが住んでいる天界に、森の賢者はほとんどいないのだから、反応するのも無理はないだろう。
すると、カービィが目を輝かしてこう言った。
「でね!ウィスピーウッズのリンゴはね、とてもおいしいんだよ!」
「へえ。それだけおいしいと言うのなら、そのリンゴ食べてみたいな。」
「でも、そのリンゴを食べた人はほとんどいないんだって。僕でも無理だったよ。」
「まあ、仕方ないよ。それだけ貴重なんだと思うよ。」
ルエがそう言うと、カービィは笑った。
カービィが笑ったのにつられて、ルエも笑顔になった。
満月が輝く夜を、カービィ達は楽しく過ごすのだった。
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