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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星の輝き コメをくれると助かります! ( No.91 )
- 日時: 2011/08/22 22:30
- 名前: 水月 (ID: SuDcL78Z)
朝が、やって来た。
さきに目が覚めたカービィは、まだ眠っているルエを起こさないようにして、そろそろと歩く。が、
ギュッ!
と嫌な音がした。カービィが、ルエの右足を踏んだからだ。
カービィは恐る恐る、ルエの顔を見た。
ルエは一瞬顔をゆがめたが、すぐに元に戻り、ぐっすりと眠っていた。
ホッと胸をなでおろす。
カービィは、静かに扉を開けると、開けた時と同じように静かに閉めた。
カービィは草原を走り抜ける。風がその背中を押していた。
広い草原に出たカービィは、いつの間にか手に持っていた笛を鳴らした。
音が、草原に響き渡る。
すると、どこからかたくさんの『ヘルパー』が集まってきた。
ある者は空、またある者は地からやって来ていた。
そのヘルパーたちがカービィの元に集まると、カービィは大きな声で言った。
「みんな、久しぶり!」
と。
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