二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 稲妻×復活-グラウンドの中心で大空に向かって叫ぶ-アンケ実施 ( No.16 )
- 日時: 2011/07/16 19:11
- 名前: 美津子 (ID: 278bD7xE)
母さん、ツナまたもや事件です。
「沢田ー、どうしたんだ?」
「あんたら……」
帝国学園の登場に驚き白眼になってしまう私に半田君が声をかけてくれる。気遣いは嬉しいけど、どう考えてもどうしてそんなに冷静に見れるわけよ。
半田君って見た目は普通に見えたけど、結構感覚は普通じゃないんだね。
はっきり言って突っ込みが追いつかないよ!
まさか戦車の方がずっとがマシだと思う時がきたなんて予想しなかったよ……。一体この自動車は何なの!?
学校の校門の何倍もある装甲車が帝国学園らしき校章をはためかせて登場って……。一体どんな漫画だよ、この登場の仕方。
今放課後なのにあんなの止まったら迷惑極まりないでしょ!?というかあんなでかいの乗ったらハタ迷惑でしょ!?
絶対にカーブする時に何か破壊して走ってるよ。
痛々しい、痛々しすぎる。ロンシャンやディーノさん達がまともに思える日が来るなんて思いもよらなかった。
もしここから帰ったら、仲良くしよう。決めたよ、母さん。
「……」
もうそろそろ限界達しそうなんですけど、まだ何かやらかすのかよ。
装甲車は自動ドアらしく、誰かがドアを開く様子もなくドアが開いていく。そして、開いたと同時に学生服を着た少年達が下りてくる。
一体何のお出ましだよ。ディーノさんでもやらないよ。
そして、彼らはまるでパレードのように乱れなく整列する。あんた達は一昔前の帝国日本の軍人か!?
まさかそれを目指す学校だから帝国学園!?うわー、何という危険極まりない学校だよ。
学校に入った人可哀想だな。いや、そういう学校に入る時点で可哀想な頭をしてるのか?
追いつかない突っ込みを何とかしようと脳内フル回転させていると、ついにユニフォームを着た少年達がやってくる。
拝啓山本君へ、スポーツって眼帯つけてたりヘッドフォン付けてたり、ゴーグルつけてて出来るものなのですか?
帝国学園の選手はその突っ込みどころ満載の登場に勝るとも劣らないインパクトを私に与えてくださいました。
何でヘッドフォン付けてるの?ヘッドフォンずっと付けていると難聴になるって知らないの?
眼帯もガチャ目になるから止めろと言いたいし、悪い意味で目立つだろ!?
そして一番はあのゴーグルマント少年はなんなのさ。さあ、オレはお前達に点をやるためにここにいるんだって言いたいような格好してるよ。
スポーツマンシップあふれる格好ってアホか!!
もう、この時点でかなり疲れたよ。今すぐ帰ってナミモリーヌのケーキを食べたいよ。
「鬼道さん、何でこんなチームと試合を?うちのチームのスキルが上がるとは思えませんが?あんな白眼で驚いている女がいるようなチーム、大したことありませんよ」
「面白いものが見られるかも……」
「面白いもの?それはあの女の恐怖におののいた顔ですか?」
誰が恐怖におののいてるんだよ!?私はあんたらのおかしさにドン引きして、白眼になっただけだっつーの!!
ずいぶん自分のチームに自信があるみたいだね、あの獄寺君が顔と頭脳を残念にさせちゃったようなオールバック野郎め。ビアンキに頼んでポイズンクッキング食わせるぞ。
てかもう、倒れそうなんですけど……。助けて、ツナ。