二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

稲妻×復活-グラウンドの中心で大空に向かって叫ぶ-アンケ実施 ( No.25 )
日時: 2011/07/21 22:41
名前: 美津子 (ID: 278bD7xE)

ツナと母さんへ。今何をしてますか?
いつものようにヒバリさんにいちゃもんつけられて追いかけまわされてますか?獄寺君の暴走につきあわされて困ってますか?山本の天然に白眼で驚いてますか?
千代はもう限界です。


「ああ、もうどうしたら」
「どうしたの?」
「何でも無いよ……」


木野さんには何の罪は無いからね。全ては人の話を聞かないアホの円堂と突っ込みどころしかない帝国学園、そしてセクハラのモシャモシャオッサンってほぼ全員だな。
取りあえず木野さんに気を使わせるのはよろしくないので、軽く手を振ってベンチに座る。帝国学園はウォーミングアップを終え、何かを話しているようだ。
帝国学園が何を話してようと私には関係ない。しかし、一つ何とかして欲しい事がある。

「ああ、時間が過ぎていくー…。帝国学園の皆さんがー……」


モシャモシャなおっさん、ものすごくうっさい。長いおっさんと同い年くらいなのにビビり過ぎだろ。
帝国学園だってさすがに待つくらいの常識はあるでしょ。なのに、一々時間を見ては騒いでうるさい。
うん、一度しめよう。決めた。
私は立ちあがるとモシャモシャなおっさんの頭を一発はたく。そして、間髪いれずにこう言ってやった。


「うっさいの!!人が円堂達を待っているのに一人騒ぎすぎです!あのさ、いくらなんでも帝国学園は幼稚園児じゃないんですよ!?人くらい待てますよ!!貴方どんな人生歩んできたんですか!?これくらいでビビってたら毎日爆弾が振って来たら死にますよ!?」
「無いわ!!」


帝国学園から突っ込みが来ちゃったよ。なんか屈辱。
眼帯、ヘッドフォン、ゴーグルマントの突っ込みトリオ持ちのくせに。私に突っ込むなら自分の仲間に突っ込んでくれ。
というかこれ、私の日常だったんだけどね。取りあえず、モシャモシャなおっさんが黙ってくれたから結果オーライかな。
ようやく静かになり、円堂達が来るまでのんびりと待てるようになった。


「沢田、木野!壁山、ロッカーにいた!」
「どうやって入ったの!?」

あの体型で入るの無理でしょ!?無理に入ったとしてもロッカー壊れるでしょ?
話によると完全にすっぽり入ったらしいが、壁山は人形か!?そして、それを出したのが少林の蹴りって無理だろ……。
もう疲れ果ててしょうがないよ。