二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- イナズマ×復活—グラウンドの中心で大空に向かって叫んぶ ( No.3 )
- 日時: 2011/07/12 21:50
- 名前: 美津子 (ID: 278bD7xE)
「おい、千代。お前、雷門中学に転校しろ」
「突然何を言い出すのよ、リボーン」
この糞生意気な赤ん坊は何を言い出すのかと思えば転校しろだって?
何で私が転校しなきゃなんないのよ!?突然転校って母さんに迷惑かかるし、雷門って私立なんだから学費どうすんのよ。
というかツナと一緒の学校じゃないなんて嫌なんですけど。
「嫌なのか?」
「どうしてあんたはそうやって武器で脅す?」
又銃で人を脅して、どうしても雷門に行かなきゃだめって訳ですか?
ハイハイ、分かりましたよー。この赤ん坊め、何時の日か強くなってしばき倒してやる。
それにしても何でこんな中学校に転校しなきゃいけないんだろ?リボーンの事だから良い人材でも見つけたんだろうけど……。
それにしたって自分で勧誘したら良いのに何でしないんだか…。
「何かいったか?」
「いやいや、何でもありません!」
心の中で愚痴っていたらリボーンが再び銃を向けてきた。そう言えばこの赤ん坊、読心術使えたんだっけ。
私はあわててリボーンから逃げ、並盛中の制服を見つめる。これで卒業式を送れると思ったのにな…。
ツナと一緒に卒業したかったな。
「言い忘れてたが、もしもオレが言う事を出来たら並盛に帰って良いぞ」
「マジですか?」
「マジだぞ」
相変わらずのふてぶてしい声が今は天使の言葉に聞こえる。絶対に帰る、帰って見せる。
「条件って何?」
「それはな……」
そして数日後
「並盛中学校から転校してきた沢田千代さんだ」
「沢田千代。よろしく」
雷門中学の制服を着て、私はここ雷門中学校にいる。
周りは私がどんな人間か興味があるみたいだが、正直どうでも良い。
この学校のサッカー部をマフィアにする。そうしたら並盛中学に帰れる。
リボーンとの約束を果たし、ツナとのスクールライフを満喫するために私は今ここに立っている。
さあ、かかってきやがれサッカー部。私はリボーンに出来し寸前なめにあって生きてきたんだあんたらには負けないよ。