二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

市立見滝原中学校の日常(ほむら) ( No.37 )
日時: 2011/07/29 18:43
名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)

「はぁ、」
大きなため息。これが私の日常。
たいして嫌なことがあったわけでもないし、退屈なこともない。
ただ、たぶん理由は—、

「ええっ!!?ほむらちゃん、100mが1kmじゃなかったの!?1000mが1kmなんて……そんなぁ…だからいつもテスト間違えてたのか…」

……………あきれるほどの、馬鹿がいつも隣にいるからだとおもう。
だけど、さくらは隣にいると安心できる。
戦う時は、いつものさくら?って疑問に思うほど真剣だし。

「さくら…………」
「うん、わかってる魔女が学校のちかくにいるね」
「ええ、…」
それはさくらが大好きな図工の授業のとき。

「あの、先生。お腹が痛いので、保健室いってもいいですか?」
「……先生、心臓のお薬、長休みの飲みに行くのをわすれたんですが、飲んできてもよろしいでしょうか?」
—たたたた、

「いない………どこにいるのかしら?」
「上だ!!」
さくらは、とっても真剣なまなざしで魔女退治をする。
 これは、当たり前のこと。だって、ふざけて命をさらす人なんていないもの。—でも、さくらはいつも馬鹿で、ふわふわしてて……。
なのに、今は真剣な顔をして、真剣に魔女をさがしてる。
 それは、不思議なことだった。

「チョコ・フィレット!」
「なにその技!?」
 今日は、びっくりした。さくらが新しい技を開発したからだ。

さくらの、小型剣。これは通常相手にそのまま突き刺す、きわめてシンプルな武器だった。これはとどめにしか使えないまさにフィニッシュ技。至近距離で刺すから攻撃をよけられない。
 その、小型剣が、投げ型になった。敵に小型剣を投げつけ、動けなくした後、通常刺した後長くなる剣を、敵に突き刺してとどめ、という戦法だ。

その名が″チョコ・フィレット″ちなみにその名前の由来は。
「え?チョコっておいしそうじゃない?えへへ」
と、
「″フィレット″って、英語で″おしまい″って意味でしょ?だから」
だそうです。
ちなみに、英語で″おしまい″は、″フィニッシュ″。
これをいうとさくらが可哀想なので、言わないほうがいいだろう