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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 願い・後編 ( No.48 )
- 日時: 2011/08/01 17:45
- 名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)
—ある日。
私は見てしまった、さくらの秘密を。
「怖くないの?」
「ううん、怖いよ、危険だし。下手したら死んじゃうもん。でもね、その危険をおかしたぶん、人が救えるなら、大丈夫。って思えるんだ」
「……さくらちゃんは、強くていいね…」
「そんなことないよ。あたしはいつでも怖がり屋で、臆病者だよ」
「…………。」
夜、
私はじっと考えた。
こんな弱くて馬鹿な私にも、魔法少女になれるのかな?
その時、
「やあ、」
「えっ!!!?………貴方は……誰?」
「僕はキュウぅべえ!魔法少女の素質のある子の願いを叶え、魔法少女にする者さ!」
「え………、貴方が、なんでここに?」
「君に魔法少女になる素質があるからさ!さあ、暁美ほむら。君は魔法少女にならないかい?」
「………私が、さくらちゃんと同じ魔法少女に……?」
「ああ!」
「私……魔法少女になるわ。」
「ほむら、君は何をねがう?」
「………わたしは、さくらちゃんに守られてばかりの私じゃなくて、さくらちゃんを守る私になりたい。さくらちゃんとの出会いをやりなおして、一緒に戦いたい—…」
「わかったよ、」
「う……ぁっ………う……ぅ…」
私の体からでていく宝石。輝く宝石。
「それが、君のソウルジェムさ。さあ、時はなってごらん。」
手を伸ばす。まぶしくかがやく—、
私は、……。
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