二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: スマブラと語り部の夢 (短編)《リク募集》 ( No.6 )
日時: 2011/07/16 17:51
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: 5USzi7FD)

〜登山者と恋のお話〜



「ポポのバカッ!!」

「ちょっ…ナナ!!」





何でよ…っ、あたしはポポにだけクッキー食べて欲しかったのにっ!!
ポポのバカバカバカ!!




どうして?僕はただナナのクッキーを、他の皆にも食べて欲しかっただけなのに…






「うぅ…うわぁぁぁぁん!!」

「あれ?どうしたんですか?ナナちゃん?」

「ヒック…ふぇぇぇん…」

うぅ…リラ姉…






「そっか…ポポにクッキーをあげたんだけど、ポポが他の人にもあげちゃったんだ…」

「うん…」

「きっと、ポポ君にはポポ君なりに考えがあるんですよ、ね?」

「でも…」

「それとも、このままずっと仲直りできない方が嫌でしょう?」

「うん…」

「仲直りしてきましょう?」

「うん!!」

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「あ…どうしたの?」

「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

「落ち着きなさい、ポポ、何があったの?」

「ナ、ナナに…」







「そっか…ナナのクッキーを他の人もにあげたら、怒っちゃったのか…これはポポも悪いな…」

「そうなんです…影歌さん…」

「ポポはどうして他の人にもクッキーをあげたの?」

「ナナのクッキーは、とっても美味しいんです。だから、他の人にも食べて貰いたくて…」

「そうか…その気持ち、ナナに話せばきっと仲直りできるよ。」

「でも…」

「それくらいの喧嘩なら、三日後には笑い話になってるよ。」

「うん!ありがとうございます!影歌さん!」


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「あ…ポポ…」

「あ…ナナ…」



「「ごめんなさい!!」」


「あの、ポポの考えも聞かないでただ怒っちゃって…ごめん…」

「僕もごめん…ナナの気持ちも知らずに…でも、ナナの作ったクッキー、とっても美味しいんだ!だから、僕は、皆に食べて欲しかったの!」

「うん…ありがと!ポポ!」

「あ、あのね、ナナ…」

「ん?なぁに?」


—これを機会に、ナナに自分の思いも言ってみなさい。


「あのね、僕…ナナのこと…好き!」

「あ、あたしも!!」


「ほ、本当?」

「うん!!」

「ポポこそ本当?」

「もちろん!!」


「ナナ、あのね!」

「何?ポポ?」

「またナナのクッキー食べたい!」

「うん!」


END


あとがき

えー、ポポ&ナナのファンの方、色々とすいません。
作者は最近、ポポ&ナナの操作が好きになり、
書いてみようと思った結果がこれです。
本当にすいません。