二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ◆++ NO.215【銀魂】 ++◆ ( No.7 )
日時: 2011/07/21 21:52
名前: 帽子屋 ◆8ylehYWRbg (ID: vtamjoJM)





◆++ NO.002【みんなと、わたし。】 ++◆




みなさん、はじめまして。ニーコともうします。
きょうはニーコとみんなのことについて、いろいろおはなししたいとおもいます。

ひらがなばっかりでよみにくいです。
でも、がんばってしょうかいしたいとおもいます。

ちょっとねむい。


あらためて、わたしのなまえはニーコです。
がいじんでもあまんとでもないふつうのにほんじんですが、ニーコっていいます。
すきなものはコーヒーとチョコとかぐらちゃんとぱっちゃんとぎんちゃんです。
よろずやのふくしゃちょうです。


つぎに、しゃいん。

まず、かぐらちゃん。
おおぐい。つよい。こうじょうちょう。あとさだはる。
とてもかっこいい、かぶきちょうのじょーおーさま。
ニーコとたくさんあそんでくれる。
このまえはいっしょにかんけりした。
でもかぐらちゃん、かんとおくにけとばしすぎだよ。
ごっさはしった。しぬかとおもった。


つぎ、しんぱっちゃん。
めがねのおにいちゃん。じみっていうとおこる。
ニーコにチョコレートくれる。やさしいおにいちゃん。
でもつっこみうるさい。でもやさしい。
このまえおつうちゃんのこんさーとつれてってくれた。
でもこんさーと


そして、ぎんちゃん。
ぎんちゃんとわたしは、いまのよろずやのめんばーのなかでも、いちばんいっしょにいるじかんがながい。

むかし、とーちゃんとかーちゃんがいなくなっちゃったわたしを、このよろずやにつれてきてくれたのがぎんちゃん。
なまえをわすれたわたしに、ニーコってつけてくれたのもぎんちゃん。

しんださかなのめしてるし、わるいおとなのみほんってぱっちゃんがいってたけど、ニーコのやさしいぎんちゃんです。


あ、あと、


◆◇++++++++◇◆


途中で途絶えているつたない文章を見て、銀時は顔を顰めた。

「……何してたのこの子」
「万事屋のチラシ作るーって言ってさっきまで書いてたんですよ。寝ちゃいましたけど」
「どう見てもチラシに見えないけど、ただの自己紹介カードなんですけど」

銀時が用事から帰宅すると、ニーコがクレヨンを握りながら机に突っ伏して寝ていた。
ニーコが書いていたらしきチラシには、子供らしい汚い字でつらつらと万事屋について書かれていた。

「話があっちこっち行きすぎだろうよ。クレヨン使うから字ぃ潰れて所々読めねぇし」
「まあそこはいいじゃないですか、まだ子供なんだし。すごく頑張って書いてたんですよ。最近あまりお客さん来ないからって」
「けっ、ガキのくせに余計な世話なんだよ」

銀時はニーコ作のチラシを折りたたんで懐に入れた。
「気に入ってるんじゃないですか」と新八はからかおうとしたが、無粋かと思って止めた。


◆◇++++++++◇◆