二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ____恋愛逃避。[稲妻小説集 リク受付中] ( No.27 )
- 日時: 2011/09/24 18:05
- 名前: アーシェ (ID: gyX.9WMH)
「まだかなぁ・・・・・・」
少しだけボソリとつぶやいてみる、あと一日なのに…
あぁもう今日だったらよかったのに!なんて思ったらだめかなぁ・・
私がこんなにも待ち焦がれている理由それは、今週の月曜日にありました
「涼野さん、お誕生日おめでとうございます♪」
そう言って私が涼野さんにプレセントをあげた時のことだった
よくしってたな、・・・・だれからきいた?
と聞かれるとこっちはそりゃあ困るわけでのわけで・・・・・
不思議そうに優しく笑って、ありがとう、ってそんなの反則じゃないですか!
そのあとにイナズマジャパンとの試合が終わったらどっか一緒にいかないか?
なんて言われて私はコクりとうなずいたのであった
・・・・・でその当日
普段私服にきを使うことがないので服にただいま悩み中
何着ていけばいいんだろ・・なにがいいのかなぁ・・・・
それから一時間やっと納得のいくコーディネートになった!
なんて満足していると不意に時計を見る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
見間違いかと思ってもう一度、そしてもう一度
「どうしよう!もう待ち合わせ時間!?」
そう言って私が悲鳴を上げたのは言うまでもない
「お、遅れてごめんなさいっ!」
慌てて謝るとすぐに返事
「・・・・別にいいそんなカッコで謝るな、こっちがこまる」
起こっているのかいないのかがいまいちわからない
とりあえず行くぞ、と言われて慌てて付いていく
ついた先は遊園地、すっごくうれしかった
とりあえずいろんなものに乗ってベンチでひと休み
「・・・お前なんかいつもと違うな」
「・・・・・え?」
「すごく可愛いと私は思うのだが?」
なんてさらりと言い放つ・・・脳がフリーズした
だんだんその意味が分かってくると恥ずかしくなってくる、いやこれはふつうで・・
「なんかわたしおかしいですか!?・・ちょっとなおしてきま、」
さいごまで言い終わらないうちに立ちあがろうとすると、
「・・・別におかしいなんて誰も言ってないぞ」
とか、手首をつかまれて引き止められたら女の子は赤くなるってわかってますか?
そのままベンチに座って顔をうずめるしか方法はなかった
あっという間の楽しい時間だった
もう日も暮れてきて帰る時間なので遊園地を出た
「・・・今日は楽しかった、ありがとう」
「私も楽しかったです!ありがとうございます・・きゃっ!?」
抱きしめられたのが分かったのはその5秒後
「・・・涼野さんっ!?あ、え、えっと、その・・」
「好きだ・・ずっと、すきだった」
「・・・・・・・・・・・・・え!?」
「・・・・だめか?」
顔が赤くなるのがわかる
そりゃあこんな綺麗でかっこよくて笑うとかっこいい男の子に告白されたら
誰だって赤くなるに決まってるけれど
返事は決まってる・・・・ずっとまえから
「・・・ダメなんかじゃありませんっ!私もです」
そう言うとすごく優しく笑って私はまた赤くなって
これが夢なんじゃないかと思ってしまった
・・そのまえに
「あの・・その・・そろそろはなしてください!近いですっ!」
顔の距離が時間を増すごとに近くなってくる
さすがにこれは赤くなってしまって気絶しそうなのでとりあえずお願いしてみる
だけど彼の返事はこれだった
「・・・泣いて願わないと私は離してやらないが?」
(寡黙な彼が甘い言葉を囁くから眠り姫は恋に落ちた)