二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

二頁 孤独っつーと大袈裟だろうけど ( No.5 )
日時: 2011/08/06 16:59
名前: 蓮華 (ID: Ee54ZFC1)


ユウは帰ってきてない。
アレンはリナリーと任務。
ラビはダグって子と任務。

「皆大変だなぁ。俺は暇。」

ぶははっ、と笑っているとクロス元帥から貰ったアレンとお揃いで
色違いの紅いゴーレムがポニュ、と額に乗った。
指を差し出すとシスコンコムイの声が響いた。

《安央衣くーんっ!!任務だからーっ!!》

は、で途切れた。いや、切ってやった。
とはいえ、一応は室長からの命令なので、室長室へ向かう。

扉を開け、覗き込むとヘラリと笑ったムカつく眼鏡室長。
いつも装備している(させられている)銃を向けるとダラダラと汗かき両手を挙げるコムイ。

「やだなぁ、安央衣くん。」
「ヘラヘラしてねーで任務言えや室長。」
「分かったから銃仕舞って。」
「.......ちっ。」
「...じゃあ早速、アレン君達に着いていって欲しいんだ。」

真面目な顔して言うコムイ。
これは何か真面目な理由なんだろうな、と思い問う。

「何で?」
「リナリー護衛の為。」

こいつに真面目を期待した俺が馬鹿でした。
アレン信頼してやれよ!!仮にも英国紳士だぞ!?
そんな意見がこんな時の室長に通るはずも無く。
資料と地図を押し付けられ、追い出された。


さぁ!!てな訳で巻き戻しの町に今から入ります。

銃良し、準備良し。遠足前の子供のようにウッキウキの気分で、一歩、踏み出した。
たしっ、といい音がしてコムイの話が嘘のように楽々と入れた。
体に異常も無し。
以外に任務大好きな俺はただアレン達に会う事しか考えて無かったから後ろにいた幼い少女には気付かなかった。


———おっじゃまぁ〜♪


...あれ、此処何処?
路地裏って事は確かで、迷ってるってことも確か。
忘れてた、俺、時々とんでもない方向音痴体質になるんだった。
とにかく歩こうとした、その時。

「イノセンスは何処だ?」

グルリと振り返るとアクマとアクマに首を掴まれた女性。
さっきのアクマの発言からして、あの女性がイノセンスに関連してるらしい。
俺は即座にイノセンスを発動してアクマに向ける。

「イノセンス、発動。
第二開放“献華”白兵の回廊 修羅。」

そう言って引き金を引けばアクマに向かって行く弾。
アレは狙いを外しはしないから確実に当たる。

「その争いに終止符を打つ為、聖女のように、魔女のように業火の中へ。」

弾はアクマに中って、この世のものとは思えない紅い、醜い焔がアクマを焼いた。
すると、女性がいないことに気付いた。
どうしよう、どうしよう、とオロオロしていると向かい側から見覚えある少年が来た。

「アレン...?」

俺が名を呼ぶと、顔を上げ、同時にキョトンとするその顔。
何か頼りないけども、仲間に会えたことが嬉しかった俺は抱きついた。
リナリーとかラビとかに抱きつかれてる派だった俺は抱きつく派の気持ちを実感し、
アレンってさり気に背ぇ俺より高ぇなーと思った。

「あの...?」
「ぎゃああ、ごめん、マジごめんアレン!!」

真っ赤になって離れる。
男同士とかマジで嫌だったよなごめん!!
(教団全体に性別がばれてる事を彼女は知りません)
両手を合わせ、平謝りする俺にアレンは大丈夫です、と声をかけてくれた。

マジで良い奴だな、アレン。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは。
説明不足でしたね、原作沿い。
引越し騒動書きたかったってのもありますが、
それより何よりオリジナル考え出す脳が存在しないのです。
...笑ってくれ。


ア・安・ラ「あはははははは!!!」


黒いなテメー等!!!!