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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: オーガを超すチーム ( No.2 )
- 日時: 2011/07/25 13:10
- 名前: 成神 瑠希亜 ◆NXZpXjw7ys (ID: rCT1hmto)
- 参照: http://uranai.nosv.org/u.php/list/pureceececce/
「下の者と上の者」
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「・・・敗北・・・ねぇ」
「フンッ・・・ったくよぉ。ほんっとによえぇんだな、お前等」
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チームオーガは、円堂守率いる雷門中に敗北した。
フットボールフロンティアに乗り込んだものの、勝利することはできなかった。
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刹那、サッカーを抹殺することはできなかった。
「しかしっ・・・!!レイド様、リンネ様!!我々はっ・・・!!」
「無駄口はいらねぇなぁ」
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チームオーガのキャプテンである、
バダップ・スリード。
チームオーガ11人が方膝をつき、顔を伏せて話をきいていた。
その中のキャプテンであるバダップは、顔をあげてきいていた。
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「敗北した奴に用はねぇ。弱い奴は必要ねぇ。・・・だろ?」
「くっ・・・!!」
リンネが言った言葉に対し、バダップと共にFWをつとめた、
ミストレーネ・カルスが奥歯をかみ締め、舌打ちをした。
「あぁ?なんだミストレ。不満でもあるのか?」
「・・・いえ。なんでもありませんっ・・・!」
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隣で伏せているエスカ・バメルもFWをつとめた者だった。
彼は隣で悔やむミストレを見て、戸惑った。
「なんでもねぇようにはみえねぇけど?なんかあるなら言ってみろよっ!!」
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バシュッ
レイドが抱えていたボールを、リンネが思い切り蹴った。
そのボールは、ミストレにむかって直進した。
「っ!!!!」
ミストレは、舌打ちをしていた時点で、「もう終わりだ」とわかりきっていた。
あえてよけようとはしなかったものの、やっぱり反抗できる力はそれなりに・・・。
シュルゥゥゥゥゥゥ・・・
何者かによって、ボールがとまった。
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