二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: また帰ってきた!時効警察 ( No.12 )
日時: 2011/07/29 17:46
名前: 凪 (ID: ObYAgmLo)


 第一話『今回、三日月が拗ねている理由は知らなくてよし!?』
 
#03

「三日月の奴、まだ拗ねてるよ」

又来が、しずかの様子をちらちらと伺いながら、聞こえないように小声で言った。しずかは又来の言う通り、拗ねてしまって一人で奥の方に椅子を持って行って座っていた。
霧山はそんなしずかの姿を見て、又来と同じように小声で言う。

「結構、根に持つんだ……三日月君」

「ねぇ…三日月君って案外、ネガティブかな?」

霧山の話を聞いた熊本は首を傾げながら言った。すると、又来、霧山、真加出、サネイエは顔を合わせて同時に言った。

「どうでしょうね」

「課長は、どう思うんですか?」

真加出が訊く。すると、熊本は恥ずかしそうに頭を撫でて言った。

「僕も、分かんないねぇ」

「じゃ、聞かないでくださいよ」

サネイエが目を、すっと細める。

「き、厳しいね」

熊本が顔を引きつらせる。

「まぁね」

「いや、褒めてないだろ」

又来がすかさず突っ込む。



一旦切ります