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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 偵察者〜オーガ〜 ( No.54 )
- 日時: 2011/08/07 20:16
- 名前: 成神 瑠希亜@オーガ ◆H8fu4x3fYY (ID: IZus4UZf)
- 参照: http://uranai.nosv.org/u.php/novel/korabodaze/
PART 13*+。・不機嫌になる瞬間・。+*
バウゼンは「それではまた後ほど」と言い、救護室を後にした。
「へー・・・グーミリアがオーガに・・・。おもしろそうじゃん」
ミストレの左右に結った特徴的な髪型を、指で弄びながらグミを見て言った。
彼のくせだ。
「・・・チームオーガ・・・。80年前の過去にサッカーを抹殺しに東京へ行ったのか。そして雷門中学校と試合を・・・。だが、敗北したのか・・・」
バダップとエスカバは、「あぁ」と小さく頷いた。
バダップは横になっていた時にかぶっていた布団を、力強く握り締めている。
悔しさでおこした行動だった。
「・・・で??オレ達はなんのミッションをすればいいのかな??」
「その内容をバウゼン教官が後ほど話すと言っていたのだろう」
「それはわかってるさ。予想だよ、予想」
バダップが冷静に言うのに対し、ミストレは余裕そうに言う。
「だが・・・なぜ私をオーガに入れたのだ・・・。私が・・・私がこの学園に来た本来の理由が正しいのなら、こんなことには・・・!!」
詳細を見ていたグミの顔つきが激変した。
多少の声震えが起きた。
「本来の理由・・・??なんのことだ・・・??」
エスカバが尋ねた。
グミは我に返り、話をそらした。
「っ!!そっそんなことよりっ・・・」
バウゼンが、ほどよいタイミングで救護室に入ってきた。
*+*+*+
短い!!
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