ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

PART　14＊＋。・レオン・。＋＊





















「では、ミッションの内容を発表する」





















4人が全員、息を呑んだ瞬間だった。















「・・・本題のミッションは後ほど下す。今はその本題のミッションの前提に行ってもらうことだ」

















「前提・・・??」


























バウゼン教官が、後ろを振り向き言った。












「レオン。入ってきなさい」





























わけの分からぬ名を口にしたバウゼン教官。














全員唖然としている。


















「失礼します」























ドアの向こうから誰かが入ってきた。













声は低いのだが、それなりに美しい。

入ってきた少年は、端正な顔立ちをしていた。
透き通るような白い肌に、大きくて綺麗で吸い込まれそうな、エメラルドグリーンの目。
綺麗な水色の髪に、軽やかな動作。







一瞬にして彼に見入ってしまうほどの者だった。











「彼もまたチームオーガに加えようと想う」




















少年が綺麗過ぎて、バダップやグミまでもが見とれた。















バウゼン教官の横に堂々と背を正して後ろで手を組むその姿。
更に見入ってしまいそうになっていた。














「レオン・ミカエラスです。以後よろしく」












一礼し、顔を上げた。
動作に一切隙が無く、キリッとしている。













いかにも教師からの関心も高そうな者だった。


















「うむ。ではまずレオンをチームオーガに加盟したとのもので、会議室へ向かえ」





























「了解」






















バダップとグミが短く答えた。




























＊＋＊＋＊＋