二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ヘタリア】S e a r c h_.... ( No.168 )
日時: 2011/09/07 17:44
名前: レディグレイ (ID: wKgYBlW2)


*Then,*





「か、会長さん・・・」

真情のおかげで生徒会室に(正確に言えば生徒会室の前の廊下まで)会長さんより早く着いた。・・と言うより、送ってもらった?
≪移動門≫とは、真情が言うところの瞬間移動的なもの。
で、生徒会室でアルフレッドたちから事情を聞いていると、会長さんが来たってわけだ。

少し驚いたような顔をして、それから何かを疑うような目で私を見ながら、
「クロム・・」と呟いた。

無理!むりむりむりむり!!ちょ、そんな怖い目で見られると死にそうです!!すみません!!

「な、なんですか・・・・?」
「お前、今までどこにいた?」

う、うをーっ・・!!やっぱりその質問キタか・・・!

「え・・、と。校舎の見回りに行って・・ました。俺のこと探してた、らしいですね。すみません、たぶん入れ違いになったんですよ」

と、ぎこちなく笑う。
てかすごいな。口からすらすら言葉が出てくるw

「ああ。そうか。」と会長さんが納得したように頷き、なんか突然ハロウィンの準備をすると言い始めた。





頭の中を切り替えたのか、もうそれ以上の子とは聞いてこなかった。
が、絶対まだ私のこと疑ってる・・・と思う。





結局、寮に帰るのは遅くなってしまった。
私が校舎から外に出たときは、もう空はすっかり暗かったから。

ていうか、こんなことになるんならもっと早く始めようよ、ハロウィンの準備・・・・。


























「ふぉぇっ!!」

後日、ゴミ捨て係が回ってきた私は、校舎の外にあるという焼却炉に向かう途中、校舎を出てから少し行ったところの小さな段差に引っかかってこけた。顔から。
鼻の頭すりむけた。
幸い鼻血は出ていないが、かわりに手のひらから血が。
うん、痛い。

っとそれより、ゴミ箱引っくり返しちゃったじゃないか←


あー・・・・拾うのめんどくさそう・・。


転がっているゴミ箱を立て直し、しゃがんだ状態でゴミを拾って入れていると、私の後ろにあると思われたゴミ(紙くず)を誰かが投げたのだろうか、ほいっと放り投げられ、そのままゴミ箱にゴールイン。
わあすごい。お見事。


・・・じゃなくて。


紙くずを投げた人物を探し、後ろを向いて顔を上に向ける。
いた。真上から私を見下ろしている青年。

会長さんに少し似ている眉毛、私はこの人を見たことがある。

「大丈夫的な?」

・・・と、なんかすごく特徴的な話し方をするこの青年は、
確か、体育大会の時に、耀と愉快な仲間たちの中にいた青年、だと思う。


名前は知らないが。


「・・・ど、どうも」
と一言。

というか、この青年は私のこけたところを見てたとか?
なにそれすごく恥ずかしい。















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中途半端ですね・・・・・・・
自覚はしてるんですよ?