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＊とりっくおあとりーと３＊


「あ、クロムちゃんや〜っ！クロムちゃーん！トリックオアトリート！！」

フェリと別れてから数分後、狩人の仮装をしたトーニョと、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ん。トーニョと、・・・えと、ロヴィーノ・・・？だよな？」

なんというか、メガネに白いパジャマっぽい服を着て、手にライフルを持った、たとえて言うなら超凶暴なおばあさんの仮装をしたロヴィーノに話しかけられた。

「んだよコノヤロー。クロム今こいつ誰だよみたいな顔しやがってこん畜生め！」
いや、だってさ。
そんなこと言われても、ね。ね？

「まぁいいや。それより、お菓子くれよクロム！トリックオアトリート！」
そう急かすなって。
君たちに会った時点でお菓子あげることなんて想定してたよ。

ほい、とお菓子の袋を渡すと、これクロムの分のお菓子な、とロヴィーノからももらった。

「あ、これはトーニョのな。二人の袋の中身は俺特製のタルト。早く食べることをお勧めするよ。」
「おおきにな。じゃあ親分からもお菓子あげるわ！さっき作った焼きたてのチュロスやで！」

と、シナモンのいい香りのするまだ温かいチュロスをもらった。
見た目から判断できることは、

「う、うまそうっ！！」
「アントーニョのやつ、俺にももう一本くれよ！焼きたての！！」
「はは、まったくロヴィーは食いしんぼさんやなぁ」
「うるせー畜生！」

「あ、俺そろそろ行くわ。ちょっとこの後のパーティーのダンスの相手探さなきゃいけなくてさ」
「あれ？クロムちゃんまだやったの？じゃあがんばってぇーな！」

と言って別れた。









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あああ・・・スランプが続いている今日この頃っす。
短いけど気にしないでね。