二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ヘタリア】S e a r c h_.... ( No.257 )
日時: 2011/11/20 16:27
名前: レディグレイ (ID: 3T8mb002)
参照: 現実逃避中なうw

>>245


*とりっくおあとりーと7*



「あの、私に何が御用でしょうか・・・?」
「あ。いや」

え、状況がイマイチつかめないって?
うん、一言でいうと、私大ピーンチっ!!ってとこかな←

目の前にいる人?ああ、それはね。

まぁーゆぅーげぇーさぁーーん。

あ、わかんなかった?
会長さんだよ。私の苦手な。よりにもよって、こんなときに。

そして会長さんの後ろには同じクラスの、ルナ・ナディムさんがいるではないか・・・!!


あぁぁぁあ・・・・。もう泣きたい。嘘です。
ってか何やってんだよあいつ!早く来いよ香!私すっげぇピンチだってぇーの!!


「お前、どっかで・・・・」
「私もどこかで見たことある気がします、アーサーさん」

ちょ、ルナさん頼むから眉毛の援護に回らないでぇぇ!!

「人違いでは?」
「そんなはずは・・・」

うーん、となやむ目の前のやつ。

ああ逃げたい逃げたい。今すぐ逃げ出したい。

「あ、お前、まさか————————」
閃いたように言葉を紡ぐ彼。

たんま、たんまっ!!それ以上言わないで。




「ちょっと眉毛。困るんすよねぇ、自分相手いるくせに俺のに手ぇ出してもらっちゃ」

よしっ、ナイス!!
目をキラキラさせながら声のした方を向く、直前。

声の主、香に腕を掴まれ、くっと引き寄せられ、すとんと胸に落ちる。
片方の手できゅっと軽く抱かれた。


「!?」



「おまっ、香!?別に手ぇ出してたわけじゃねーけどよ。そいつ、なんか見たことある顔だな、と思ってな」
「思いっきり手ぇ出そうとしてたじゃないすか。そこの相手の子が可哀想的な、変態眉毛ww」

「ちげーよばかぁ。変態眉毛とかいうな!」
邪魔して悪かったなぁ、いこうぜルナ。

そういってルナさんを連れて行ってしまった。



そして私は、今この状況を理解するのに少し時間がかかり。


「っ〜〜〜〜!」


理解した頃には私の顔が赤く染まっていたことだろう。


「ばっ、か」
香から勢いよく離れて、そっぽを向いていった。

「————。はは、そーりーそーりw」
笑いごとじゃねぇよ。

香は笑いながら、カップを渡してきた。
「それ、紅茶だから」
「・・・・・ありがとうございます?」
「何故疑問形的な」

「・・いいえ。それより、もうすぐダンス始まるよ?・・・違った。始まりますわよ?・・・・なんかこれも違うような」
「その辺で踊れば言い的な感じ?俺ダンス経験ないんすけど」
「私もねーy・・・・・私もありませんわ」
「ぶっwwっあ、ちょいまち、ちょいまち!!ごめんって、それだけはやめて的な!!」

さっきみたいに踏もうとすると、慌てて謝られた。
そんなに痛かったのかww


「あ、この後の予定ですけど、ダンス→食事→サプライズ→終わり。こんなかんじになっています」
うへっ、なんか変な感じする。

「サプライズ?」
「具体的になにとは言われなかったから知りませんよ」




その時、ヴァイオリンの演奏が始まった。






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最近甘い感じなお話が続いてますが気にしないでね。
そして相変わらず中途半端に話を切ってますが気にしないでね。