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＊とりっくおあとりーと９（※ＳＩＤＥ：香続いてます）

「そう。ならいい」
そういって向けられた笑顔。

少し切なげに笑うその顔が。

なんか。



———バッ

「何・・？停電的な感じ？」
突然電気が消えた。
会場がざわめく。

停電か・・・・？

「あ」

いや、ちがった。

天井を見上げれば、所々に配置された電球が、まるで夜空の星屑のように、きらきらと輝いていた。



———これがサプライズか。



本物の星でもないくせに、やけに綺麗で。
そして思い出すのは昔の記憶ばかり。

『綺麗だった』『懐かしい』『想い出』
せめてもう一度と、願ったあの日。



「ひゃう・・！？」
ぎゅうと、クロムを抱きしめた。
ちょっと待ったと、ブレーキをかけようとしたけど遅かった。
「ちょ、香！？」

———ごめん。

小さく小さく呟いた。


「今の俺には、これくらいしかできない的な」

でも、約束は守るから。

だから、

「その時が来るまで———」

待っててほしい。








（ＳＩＤＥ：香、終わり）






聞こえないほどに小さな声で囁かれた。

吃驚はした。でもそれより、悲しい気持ちが私の心に広がった。

「・・・？香・・・？」

何故かはわからない。

確信してはいえないけど、香は何かを握っている。
絶対何かを知っている。

















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やっとハロウィン終わったよ！！次は学園祭だよ！！すごく忙しいよ！！
そしてすごくややこしくなってきたよ！！ごめんね！！
察してあげてね！！

詳しくは読んでいけばわかるので！！