二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ヘタリア】S e a r c h_イラリク受付中! ( No.357 )
日時: 2012/01/08 20:04
名前: レディグレイ (ID: 9pyjQi2E)

*新年あけまして、大ピンチ。6


「・・・・・・」
きぃ、きぃ・・・

すぐ近くで、足音が聞こえる。
この床を伝わってくる。

振動。

ものすごく大きな緊迫感が私を・・・いや、私たちを襲う。
見えるのは、トーニョの肩。

今、私たちがいるのは、・・・私たちが隠れているのは、



ベットの下



いや、まさか。先ほどは骸骨やら骨の山に目がいって気づかなかったが、この部屋にはベットがあったのだ。


『こっち』そう言われてベットの下に案内されたのだ。
因みに、順番は私、トーニョ、会長さん…とまぁこんな感じ。


「「「・・・・・・」」」
緊迫感。




上の方で、何やらガサガサ音がする。
何をやっているんだろうか。

いや、ということは、誘拐犯かもしれない悪趣味な奴が、すぐ上にいるということだ。






—————ボーン・・・ボーン


まさにその時のことだった。
この家の、何処かにあるであろうと思われる古時計・・・この場合はホールクロックが正解だろうか。が、低い音を立てて家じゅうに鳴り響いた。

多分———十二時の鐘だろう。

・・・・もうそんなに、時間がたっていたのか。



がちゃ。
静かなドアの音。
どうやらたぶん、誘拐犯が出て行った・・・・かな。



「・・・・・・・・・行った・・・のか?」
「・・・・・そう、みたいやな・・・」
「・・・・ふぅ・・・」

少し安心したせいか、急に体が冷え込む。
寒い。



・・・・と、ここまでが回想だ。

回想にしては少し長くなりすぎたかな。

(実に6話分とっちゃったよ・・・。)

あ、今のは作者の声。