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＊新年あけまして、大ピンチ。11.5




クロムトルマリン。それは、深い緑色に染まる宝石。
中で虹色が光るのは、特に珍しいとされているクロムレインボートルマリンの証。




この森で初めて、人に会った。

その日から私は、一人ではなくなった。

独りでは、なくなった。


それからはとても楽しくて、日が沈むくらいに君は帰ってしまうのだけれど。

それでも、明日になればまた君は来てくれる。




本当に毎日が楽しかった。君に会うまでの何千年もの時間を、忘れてしまうくらいに。


ある日君は、薄いピンクがかかった白色の花を持ってきた。



つるばら？とっても綺麗な花だね！










































破壊兵器をここに、『殺戮の女王』と名づけよう！！


























＊




「貴方は何者？」
「ずばり聞くね。私は、私だよ。アリス・トリック以外の、何者でもない」

「・・・私に、・・・いや、違うか。クロムに何の用があるの？」

「カノン、貴方は話がはやい。クロム・トルマリンはこっちではとても有名でね、私は直接会ったことはないけど私の姉が以前に、ね」

淡々とアリスは話を続けた。

「特に用があるわけじゃないけど、少し興味があるの。」







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クロムレインボートルマリンは>>379の参照から。