二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ヘタリア】S e a r c h_....オリキャラ募集中 ( No.42 )
日時: 2011/08/06 18:35
名前: レディグレイ (ID: Xmn4s0w2)

*旧校舎*


「失礼しまーす・・」
いつものように、生徒会室のドアを開けた。

「貴方がクロム・トルマリン?」
「へ?あ、そうですけど・・・」

そしたらなぜか目の前に、私より5cmほど身長の高い女子生徒がいた。

「あの、すみません。どちら様ですか?」
「ああ、ごめん。私は3年の新聞部、七橋星花。ちょっと取材をしに来たんだけど、もう帰るところ」

3年!?先輩だ・・・。

「あ、そんなに固くならなくていいよ。気軽に星花とでも呼んでね。多分またどっかで会うから。じゃね!」


あ、行ってしまった。


新聞部の取材・・・・。ですか。



「取材なんてしに来たのか・・生徒会に。」
「あぁ、あの子ね、学級委員会の子だよ。だらか実は生徒会なの。ほとんどこないけど」
と、フランシス。
「そ、そうなの!?へぇ・・・・・。あ、そうだ。ちょっと見回り行ってくる。鍵と地図かして」
「クロムちゃん偉いねー。アルフレッドー、そこにある鍵と地図とって」
「了解なんだぞ」

ほいっと投げてわたされた。
「ども。じゃ、いってきます」




生徒会室を出て、向かう場所は地図のペケマークがついたところ。
ふふ、見回りは後まわし。
いい加減私も動き出さなきゃね。












場所は変わって新聞部。


「もどったよ」
「あ、星花ちゃーん。ヴェ〜。パスタ食べる〜?」
「いいよ、今お腹いっぱいだし。それより、取材してきた」
「ああ、ご苦労。・・・・生徒会か、相変わらず騒がしかったのではないか?」
「うん、すっごく騒がしかった。あ、それより、新しい子見てきた」
「クロムさんですか。どうでした?しっかりしていらしたのではないでしょうか」
「いやぁ、しかっりしていたかどうかはよくわかんなかったけど。ちょっとしか話してないし。でもあの子・・・なんか匂う」
「匂う、とは?」
「あ、クロムはなんかいい匂いしたもんね〜」
「いや、そういうことではないと思うが・・」
「なんていうんだろうなー・・。うーん。私達とは違う匂いっていうか・・」
「転校生だから、ということですか?」
「うーん、そういうのじゃなくて、もっと、こう・・・・」

そこまで言いかけてやめた。
かわりに、

「とても面白そうな子だった。ふふ、ちょっと調べてみようかな」











「へくしゅっ・・・・・風邪でも引いたかな・・?」
私は、地図でいうところの南下に向かっていた。

地図では、この辺りまでが校舎になっている。そっから先はペケマーク。

実際、なんか立ち入り禁止っていう札が見えてきた。
立ち入り禁止の向こう側には、まだ廊下が続いていた。

立ち入り禁止って言われると、入りたくなるよねぇ?←


「よし、レッツゴー☆」

とひとり呟きながら、立ち入り禁止の向こう側へ。

しばらく廊下が続いていて、ちょっと薄気味悪かった。
しばらくすると一つの扉が見えてきた。扉を開けると、森みたいなところに出た。

なんでこんなところに森が・・・←

まぁいいや。
よし、進むぞ・・!!




「あれ?」


森は思ったより、っていうか、全然深くなかった。
森を抜けた先にあったのは、大きな校舎。
おそらく、旧校舎だろう。

・・・所々錆びていて。
黒い靄、ではなく、白い靄が旧校舎を包んでいた。
とても不思議な感じ。
私が今立っているところと、旧校舎は、なんか空間が違うっていうか、なんかそんな感じ。(説明できん)


空を見上げると、少し暮れかけた夕日。
もうすぐ夜になってしまう。

よし、此処はとりあえず退却ー。


でも、この旧校舎は調べがいがありそう。
明日から頑張ろうと思う☆



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星花ちゃんの台詞は少しサンボイのところから抜かせていただきました☆