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＊体育大会ぃぃい！４＊



「次の競技は全学年クラス対抗騎馬戦です。男子三名、女子一名で騎馬を組みます。余った人は余った人同士組んでください。男女、学年クラスは問いません」

へー・・・クラス対抗騎馬戦かぁ・・。
まぁみんな頑張れｗ

あ、そだ、放送放送っと、
「———各クラス、騎乗してください。・・・・・・・それでは、全学年騎馬戦を開始します」

そこまで言い終わるとマイクをオフにして、私のクラスの騎馬に目をやった。
騎馬戦の実況は放送委員に任せるのだ。

よーい、ドンっ
の合図とともに一斉に騎馬たちが走り出す。






＊








『ぉぉお！！騎馬戦開始から１分！早くも倒れる騎馬が続出！！壮絶な潰しあいだぁあ！！』

・・・実況やってるの誰だよｗ
偉い熱血さんだなｗ


みんな頑張ってるなー・・・。
・・・っとあれ？なんかものすごい騎馬がいる。
目に負えないくらい早い。どんどんほかの騎手のハチマキを取ってる。

どっかで見たことあるような・・・。


『本大会の注目騎、エリザ組が登場だぁぁ！』

「エリ、ザ・・？・・・って土台が悪友トリオ・・・」
すご・・・・。てか速ッ

『攻める攻める！これが3倍のスピードか！！』

そういえば、さっきから目立ってる騎馬がもう一騎。


「センセ、どうするヨ？早いうちに潰しとく？」
「俺はほっといた方がいいと思う的な。」
「数を減らしてからにしないと、周りに足元救われるんだぜ！！」
「そーあるな。ってかオメーら我の台詞とんなある！！」

耀・・と愉快な仲間たちの騎馬。
あの騎馬もすごい。

その反対側では、おぉぉ！！という歓声が上がっていた。
そちらに目を移すと、ある一騎の騎馬が高くジャンプして相手騎馬を崩したところだった。

『おぉっと！七橋選手！！早くも七本目！！』

うん？どっかで聞いたことあるぞ？

七橋・・・七橋・・・・・七橋星花！？←
「せ、先輩だ・・・・」
先輩の騎馬・・・。土台がなんと会長さんやアルフレッドたち。

「ちょっと眉毛！もっと早く走ってよ！」
「っるせーな！これが精一杯なんだよ！！」
「あ、前！！前見るんだぞ！！」


『さぁ、騎馬戦も、いよいよ三騎のエースが激発を競う展開になりました！！』



あぁ、さっきのエリザ組と、あと、耀の騎馬と、先輩の騎馬か。

そういえば、私のクラスはどうなったんだ・・・。