#00パパ——……と呟く少女がいた。燐と同い年ぐらいの娘。娘は暇潰しに物質界アッシャーに行こう等と言いだした。物質界に行けば、彼女の父親と伯父が遊んでるのだから。行こう、と娘は呟いた。虚無界の門ゲヘナゲートを通りる。堕ちて行く感覚が楽しい、と娘は思った。そうしている内に、物質界に着いた。最高の暇潰しと遊戯を楽しむべく、ある娘の死体に—— 憑依した面白そう。