二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:  〜シードは神童!?〜 イナズマGO ( No.27 )
日時: 2011/08/20 15:23
名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)

   —第二話—











最初は雷門からのボールで、拓人は剣城にボールを渡す。

そこから、雷門の攻撃は始まり、FWとМFが相手のゴールへと攻めて行った。






この試合は、「2対1」で雷門の負けになっている。

しかし、昔のサッカーを取り戻すため、雷門イレブンは立ち上がっていた。






剣城が攻めているところへ、終涙中のキャプテン、

黒い髪に白いメッシュが特徴の「黒石 翔」はスライディングで、

ボールを奪おうとしていた。


 「甘いぜ!」

しかし、剣城は軽く飛び、華麗にかわす。

剣城はそのまま攻めていき、思いきりゴールめがけて、いや、

拓人へシュートと思えるような鋭いパスを出す。

まだボールが空中を舞っている中、拓人は前に走って行き、

ボールが右足に届いた時には、鮮やかな音符が周りを囲み、蒼く光るシュートが放たれた。


 「フォルテシモ!!」


練習中のシュートよりも、遥かにパワーが増していた。

神童紫闇と名乗る双子の弟に見せつけるかのように。










相手のキーパーは、堅がいい体で名前は「龍宮 玲吾」。

必殺技を使わずに止めようとしたが、拓人の「フォルテシモ」には敵わなかった。

ボールは轟音をたて、ゴールへ突き刺さる。


 「たいしたことねぇな」


鼻に絆創膏を付けた雷門メンバーの車田剛一は言う。

そこへ慌てて天馬が反抗する。


 「キャプテンのフォルテシモが強かったからですよ!」


確かに拓人は紫闇の存在で、不安な気持ちも飛び、試合に集中ができていた。










その時、終涙中の黒石は呟いた。


 「シードの実力、見せてやろう」