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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 〜神童はシード!?〜 イナズマGO ( No.34 )
- 日時: 2011/08/21 14:44
- 名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)
- 参照: 角馬 歩君 出すの忘れてた ^^
—第五話—
龍宮の後ろには、真っ赤な鎧を着た化身が立っていた。
立派な角があり、右手には大きな金槌を持っていた。
その姿はまるで、北欧神話の雷神・トールのようだった。
「雷噴起 トール!!」
雷砕起 トールの体から電気がほとばしる。
そして、龍宮が右手をあげると、化身も金槌を持った右手をあげる。
剣城の「ロストエンジェル」が迫ってきた時、右手を振り下ろした。
「ウォーハンマー!!」
鉛色に光る金槌は、シュートを押さえつける。
そこで剣城も声をあげる。
化身同士の対決だ。
「剣聖 ランスロット」の剣が「雷噴起 トール」の金槌を斬ろうとする。
しかし、「雷噴起 トール」は金槌でその剣を砕こうとする。
剣城の集中が少しきれていたため、勝負は互角であった。
何かが起こりそうな気がする…………。
剣城はそう思っていた。だから、化身のパワーが完全ではなかった。
しかし、その思いを打ち消し、「剣聖 ランスロット」は金槌を一刀両断した。
化身の勝負は、剣城の気が上回りシュートはゴールを割った。
「そんなバカな……」
龍宮は剣城の実力を思い知った。当然、終涙中メンバーも。
得点は2対1になった。
雷門は勝利を確信していた。
そこへ、終涙中の神風が吹く。
円堂が一番早く気付いた。
神童 紫闇が来た。
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