二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜神童はシード!?〜 コメください^^ イナズマGO ( No.53 )
日時: 2011/08/27 17:11
名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)

   —第三話—










二日後。決勝戦まであと三日となった時、雷門のグラウンドは、

楽しく、厳しい練習をしていた。


 「スパイラルドロー!!」


天馬がそよ風、いや嵐のような風になり、拓人に突っ込んでいく。

拓人は、あっという間に嵐に飲まれ、ボールを奪われていた。


 「やったね! 天馬!」


高い信助の声が、天馬をより喜ばせる。


 「うん! 新しい必殺技!」


ベンチの側では、円堂と紫闇が話していた。


 「俺、円堂監督のおかげで生まれたんですよ」


 「え……? どういうことだ?」


円堂はあまり意味を分かっていなかった。

当然だと言ってもいい。

そこで、紫闇は例を挙げる。


 「えっとですね……。例えば、サッカーの試合で、未来から選手が来た、

   となったとします。すると、当然、未来のサッカーのプレイを

   見たいと思う人がいます」


 「そうだな。俺は絶対行くぜ!」


 「円堂監督、そこにいたんですけどね……。

   そして、買い物に行こうとしてたけど、試合を見に行こう、

   となった人がいるとします」


円堂は、少し理解しているようだ。


 「そこで、未来が変わるわけです。買い物ではなく、試合に行った。

   晩御飯のおかずを買えなかった……など、

   いろいろな変化が起こりますからね」


 「そういうことか。俺が……お前を……。まだ信じれないけどな」


 「そうですね。では、俺は練習に戻ります」


そこで、拓人と紫闇は微笑みあう。






決勝戦、シュートを一緒にうとうな!

そう言っているようだった。