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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 〜神童はシード!?〜 コメください^^ イナズマGO ( No.56 )
- 日時: 2011/08/28 14:26
- 名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)
—第四話—
時は過ぎ、ついに決勝戦。
相手校名は不明。
みんな不安に包まれていった。
「大丈夫だ、みんな! 絶対に勝とう!」
拓人はチームの雰囲気を乱さないように掛け声をあげる。
相手校の室内のグラウンドにつく。
そこは、芝生が薄暗く、紫闇と剣城はどこか見覚えがあった。
天井付近には、像がある。
誰かに似ている。
————聖帝、「イシドシュウジ」だ。
ということは、ここは「フィフスセクター」の空気に似ていた。
紫闇は思い出す。
——次の試合は俺達だからな!——。
そうだ。相手は、シード。いや、
全員シード。
しかし、紫闇は何も恐れてはいなかった。
この試合、雷門を勝たせる!
紫闇の答えは雷門の優勝だった。
俺は偶然の重なりによって生まれたんだ。
少し違えば、生まれなかった。
だから、せめて、俺の命だけを————。
拓人は俺が守る!
その時、相手チームが刹那の内に現れた。
紫闇以外のみんなの顔が強ばる。
ほとんど、この「ホーリーロード」で戦った奴らじゃないか!
しかも、相手はみんな自信にあふれているようだった。
この試合、何としてでも、優勝に導く。
————絶対に。
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