二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【ギャグ99%】 ( No.142 )
- 日時: 2011/08/25 22:48
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
「んっふふ〜お祭り〜♪」
40)祭りはついついはしゃいじゃうよね。
たまたま(ではないけど)通りかかった部屋から、
会議を終えた様子の隊士らがぞろぞろと出てきた。
最後の方に土方さんの姿を見つけ話しかける。
「今の会議ってお祭りのことですよね?」
「あぁ、そうだが……てめェまさか付いてくるつもりじゃねェだろうな」
「そのまさかですよ土方さん」
祭りと言えば!
わたあめに林檎飴、たこ焼きにかき氷……
ご馳走の楽園じゃあないか!
これを楽しまなくて何が人間だ〜てやんでィ!
「今回の任務は危険だ。ただ遊びたいんなら一人で行きやがれ」
「えー! こんな可愛い女の子一人でうろついてたらナンパされちゃいますよ!」
「誰がてめェなんざ。天人でもしねェわ」
「おいクソマヨネーズ」
なんだよ自分ちょっとかっこいいからって私を見下してんのか。
タバコふかして真顔で言うからなお更ムカつくんですけど。
その時、後ろから沖田さんの声がした。
「大丈夫でさァ土方さん。鈴には俺が付いといてあげますぜ」
「おォ! さすが沖田さん!」
この前はペットにされて散々な目に逢ったけどね!
「てめェ遊ぶ気満々じゃねェか総悟」
「それは違いまさァ。知ってやすか? “祭りを楽しむ”と書いて“鈴のお守”と読むんですぜ」
「読まねェよ! 全然違う意味だろうが!」
お守? なに、私は赤ちゃんですか?
まぁ土方さんは舌打ちをして歩いていってしまったから、
許可が下りたということなんだろう。
「沖田さんありがとーございますッ! いやぁさすが一番隊たいちょ、」
「わたあめ、たこ焼き」
「…へ?」
「奢ってくれるなんてうちの女中は太っ腹でさァ」
「いや言ってないけど」
……
うおォォォォ
はめられたァァ!!
最初からこのつもりで…
その場に落胆(orz)する私の脇腹に、何故か沖田さんは蹴りを入れた。
「い゛ッ!? 何!? 何で蹴ったの!?」
「俺に跪いてるんじゃないんですかィ」
「違うよ! 落ちこんでんだよ!」
逆に何でお前に跪かないといけないんだよ!
てか跪いてても蹴りはないよ蹴りは。
何この人サドスティック! やだ!