二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 真選組女中です。 【銀魂】 ( No.2 )
- 日時: 2011/08/07 17:25
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
「あ、申し遅れました。私、楠木鈴といいます」
02)案内はする方よりされる方のが楽しい。つまりwktk。
沖田さんが(不本意ながらも)屯所を案内してくれるというので、
素直に案内されることにした。
まず最初に、
ここが多分あんたの部屋でさァと、案内された部屋。
必要最低限の物以外は丸っきり置かれてない。
女の子なんだからもっと可愛くしたいなー……。
なんて思っていると。
「後は自分で調べなせェ」
と、大きい欠伸をしながら何処かへ消えていくではないか。
え!? 案内したの部屋だけ!? ケチ!
……でも、さ。
「一人の方が遠慮なくいけるよねぇ〜ウヒヒ」
なんて呟いてスキップをしながら屯所探索です。
-
「ここが台所……」
「ここがお風呂……」
「ここがトイレ……」
「ここが山崎さんの部屋…(そういえばまだ本人見てないな)」
「ここが近藤さんの部屋…何か広くね? ゴリラだから運動スペースが必要なのか、そうか」
「ここが沖田さんの部屋…「何ですかィ」あ、いたんですかすみません」
「ここが土方さんの部屋ー…」
うお、中入ってないのにマヨネーズ臭がぷんぷんする! 気持ち悪!
すると、部屋の中から土方さんの声がする。
「おい、丸聞こえだぞ」
「あれ、心の声が…」
出ちゃった☆てへぺろ
「総悟は何処に行きやがった、楠木の案内役だったろうが」
「あぁ…私の部屋案内してどっか行きやがりました」
「チッ、すぐ飽きるとは思ってたがな…」
全くですよホントに。
ていうか襖越しに喋るって何かかっけぇーッ!!
うっは私の実家に和室ほしい!帰れないけど!
「まぁ一通りみたんで今日は部屋で静かにしてます〜」
「待て」
部屋に戻ろうと一歩踏み出した瞬間、
またもや土方さんから声がかかる。
「…なんですか?」
「明日此処に来い。なるべく早く」
「…分かりましたけど、何でですか? 朝一に私に会いたいんですか? キャッやだなぁ土方さんったら」
「斬られてェのか」
「すみません調子乗りました」
へーんだ! 私だってそんなマヨと煙草の臭いが入り混じったような男御免ですよーだ!
私は土方さんの部屋に向かってべーっと舌を出す(決して本人にはしないのである)。