二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【ギャグ99%】 ( No.20 )
- 日時: 2012/03/12 15:52
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: q4MzvCIN)
—夜11時前。
「いざァ、出陣なりィィィ!」
「お前また付いてくるつもりかよ」
「当たり前ですよ、何のためにこのミニ丈巫女服買ったと思ってんすか」
「何でそこで巫女服なんだ?」
15)力がないなら頭脳で勝負すりゃいいんだよ。え?頭脳もダメなの?
キキィィィ……
「今日の戦場はここですか副長」
「あァそうだよ…ハァ」
「完全めんどくさがられてる!」
今度こそ下敷きにならないように気をつけなきゃ…
なんかあのままだったら悔しいから何の下敷きにもならずに帰りたいから来たんです!
いやでも一番の理由はテレビに映りたいからだけど!
すると、後ろから誰かの声がした。
「3番隊は裏を固めろ! 10番隊は俺に続け!」
あ、原田さん。15話にて初見…だったような。
皆の見えないところで見たかもしれん。
そう思って前に向き直ると、土方さんの姿が…
「いないっ!?」
あっまた皆で乗り込みに行ってやがる!
また置き去り!? 私女ですよ!
自分も急いで付いて行こうとしたとき、
「あー鈴。どこ行こうとしてんでィ」
「沖田さん。また置き去りされたんで付いていこうかと」
「止めときなせェ、この前のテロ事件のとき以上に敵がいまさァ。今度は攘夷志士の下敷きになるかもですぜ」
なんだよ下敷きのこと覚えてたのかよ沖田め。
助けもしなかったくせに!
「あ、そうそう。ほらよ」
「? …なんですかコレ…ゴリラの等身大パネル?」
「これをあの車の上に立てといて下せェ」
「えー嫌ですよ!」
すると、沖田さんはカチャリと刀に手をかける。
…
「分かりました。頑張ります」
何だよゴリ藤局長不在かよ。
どこいってんだホント、ジャングルに帰ったのかな…
ふと後ろを見る。
うわ、サド野郎見てる。
ほんとにやってるか見張られてる!
- - -
「ふー疲れた」
「何でィあのくらいで疲れたなんて言ってたら女中やってられねーぜ」
え、いやお疲れーとかありがとーとか言えよ!
何だあの人はほんとに!
バズーカを担いで現場の中へと歩き出した沖田さんの背に向かってあっかんべー、と舌を出した瞬間、沖田さんが振り返る。
「……何やってんでさァ」
「夜の空気を味わっていました」
「…じゃあ爆風も味わいなせェ」
!?
その瞬間、中から逃げ出してきた攘夷志士らしき2人。
私はその2人と一緒にバズーカを撃たれる。
ドォォォォォォォン!!
「何でェェェ!?」
攘夷志士と同じ扱いですか! 男と同じ扱いですか!
厳しいな真選組は!
あ、つーかカメラある!
「ダメですよォ逃げたりしちゃあ…。あーかったりィー」
カメラさん沖田さん撮ってる。ずっこ!
土方さんもアップで何回かやられてんだろうな…
ザキさんはないだろうけど。