二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【ギャグ99%】  ( No.27 )
日時: 2011/08/16 12:14
名前: いちか(ひめねずみ) ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)

 — 蘭蘭蘭なう。


「あ、あのときの…」
「新ちゃん、知り合い?」
「真選組で女中をしています楠木鈴です」


18)悩み相談は同姓にするべし。


銀さんを呼び出したのは新八くんらしくて、
姉のお妙さんがなんだか困っているらしい。

私も銀さんの隣に座り話を聞くことにした。

「銀さんもうちょっと詰めて下さいよ私半分座れてませんから」
「んなこと言っても神楽もいんだよ。…で? 何の用で呼び出したわけ」
「えっと……」

 - - -

「…というわけなんです」

ほうほう、ストーカねぇ…。
しっかし誰がそんな悪質な…
確かにお妙さん新八くんと違って綺麗なのは分かるけどなァ。

どうこう自分で思っているうちに、
神楽ちゃんは何かでっけえラーメン食べてるし銀さんは何か騒いでるし…OP流し始めたよ。
あ、よくみれば後ろの壁にジャンボラーメン3分以内に食べきれれば食事代無料って書いてる…これかぁ。
ちゃっかり隣で店員さんが時間計ってる。

〜OP中〜

「あ、チョコパフェ一つ」
「ここ中華料理屋っぽいけどパフェなんてあるんですか」

〜OP終了〜

「良かったじゃねェか、嫁の貰い手があってよ。帯刀してたってことは、幕臣かなんかだろ。玉の輿じゃねェか」
「でも、攘夷志士の場合もあるじゃないですか」
「そう何でも糞真面目に考えちゃダメだよ鈴ちゃん。ま、本性がバレないうちに籍入れとけ籍」

そう適当に言いながらパフェを食べる銀さんに、
銀さ…と口を開いた瞬間。

パリィィィンとパフェの容器が割れる音と共に、テーブルに頭を押さえ込まれた銀さん。
テーブルに足を踏み入れてまで…すごいですお妙s…いや姉御ォォォ!!

「それ、どういう意味?」

「…」

再び席に座り、姉御は話し始める。

「最初はね、そのうち諦めるだろうと思って大して気にしてなかったんだけど…
 どこ行ってもあいつの姿があって…ホント異常なのよ」
「うわァ…気持ち悪いですね…」

誰それ。どこの人?
絶対友達いないよその人。
多分ゴリラくらいと友達にしかなれないよ。

すると、ラーメンの残り時間があと30秒だそうで。
銀さんは手をパンパンと叩いて神楽ちゃんを応援していた。
まぁそこに新八くんの怒りが入ったようで。

「んだよォ、俺にどーしろって言うの。仕事の依頼なら、出すもん出してもらわにゃ」

そっからまた私には関係ない給料だのの話をして。給料貰ってないだとか…そういうの。
そして新八くんがコソコソを何か話した途端に、銀さんは立ち上がった。

「ストーカーめェ、どこだァァァ! 成敗してくれるわァァァ!」

え!?
何この気の変わりよう!
なに、新八くん何言ったの!?

すると。

「なんだとこの野郎おらァァァ! やれるもんならやってみろウラァァァ!!」

ガタガタと人様の席のテーブルの下から出てきたストーカーの正体。

……って、


「近藤さん?」
「あ、鈴ちゃん」








( ふー、お腹いっぱいアル )