二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【ギャグ99%】 ( No.32 )
- 日時: 2011/08/16 12:18
- 名前: いちか(ひめねずみ) ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
どうしよう。
これ、どうなるんですか?
23)個人情報はしっかりと守りましょう。
土方さんの話によると、
原田さん等大勢の隊士は近藤さんを負かした“銀髪の侍”を捜しに行ったらしい。
おまけに、
銀髪の侍へ!!
てめェコノヤロー
すぐに真選組屯所に
出頭してこいコラ!
警察なめんなよ!
真選組
なんて明らか評判悪くなりそうな張り紙まで貼っ付けて。
「うへェ〜どんだけ貼ったんですかあの人等。迷惑極まりないですね」
「周りが見えなくってやがらァ」
私と土方さんと沖田さんは、一枚一枚張り紙を剥がしながら銀髪の侍を捜していた。
銀髪の侍…私が知ってる銀髪の侍なんて、一人しかいない。
ここは事がおっきくなる前に銀さんの本名と家でも言おうか……と口を開いた瞬間。
「…チッ、見つけたら斬る」
「なんですって斬る?」
「へ?」
…斬る? KILL?
「ああ斬る」
バッサリと。
張り紙を無造作に剥がしながら言った土方さん。
「例の銀髪の侍を?」
「ああ。これ以上でけェことなる前に、俺が始末する」
「土方さんは二言目に斬るで困りまさァ」
その後も沖田さんがわけの分からない単語を並べながら話していたけれど、
私の耳には入らなかった。
…斬る。銀髪の侍…いや、銀さんを。
……ちょ、これどうしようよ。
事がおっきくなっちゃったよ!
銀さんの本名と家言おうとした自分死ね!
ふと二人を見ると、
何か沖田さんが変な人に木刀を持たせていた。
「…土方さん沖田さん。私、ちょっと別行動させてもらいます」
「…おい鈴、どこ行くんだ……おい!!」
「行っちまいやしたね。ついでに武蔵っぽい人も行っちまいやした」
「武蔵っぽい人どうでもいいから!! ったく、あいつ勝手にふら〜っとどっか行くんだよな」
「何か心当たりがあったんじゃないですかィ?」
「だったら俺らにも言うはずだろ」
( 心当たりは、十分にある。でも、言えない )