二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【100話突破】 ( No.441 )
日時: 2011/12/16 21:29
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)




あ、ヤバい。
何かクラクラする。
体中も熱いし…なんだこれ、
ダメだ鈴、倒れちゃおしまいだ。

廊下がけがまだ終わって…な……


——バタッ



111)やらない後悔よりやる後悔




「鈴が風邪だァ?」
「はい。廊下で倒れてる鈴ちゃんを見つけたもんだから、抱き起こしてみたら体が熱くて」


in副長室。
…はい、ちょっとかっこよく言ってみたかっただけです山崎です。

鈴ちゃんが風邪で倒れた。第一発見者の俺は、そう副長に伝えた。

「今は鈴ちゃんの部屋で寝かせています」

鈴ちゃんの部屋初めて入ったけど、
何気に可愛いゴリラのぬいぐるみ、アレ妙に存在感があった。
あ、俺のあげたシャトルが机の上に置いてあったのがちょっと嬉しかった。

副長は面倒くさそうに溜め息をつく。

「…分かった。しかしアイツが風邪たァ…家事面に少しばかり支障が出るな」
「鈴ちゃんを除いて、女中は3人しか雇ってませんもんね」

今思えば、女中4人で真選組の家事をこなしているのは凄いことなんだと思える。
1人分の仕事だけでも大変なのに、1人が減れば残り3人の仕事が異常に増える。
…俺らに劣らないほど大変なんだなぁ。


ふと、俺の頭がひらめいた。

「この機会に、女中を募集してはどうです? 2、3人くらい」
「募集したところで、こんなしんどい仕事する物好きがいると思うか?」
「きっといますって。やりがいを感じる人もいるでしょう」
「…そうだな、やるだけやってみるか」





( 38度…。熱とか初めて出た。私は無敵だと思ってたのになぁ。 )