二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【めりーくるしめます】 ( No.463 )
日時: 2011/12/25 23:20
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)



「見て銀ちゃん、変な奴等いるネ」
「んァ? …あらホント、何この人たち痛ぁ〜い」
「真選組の皆さんじゃないですか。…何を?」

「パトロールだコノヤロー。そして同じような格好のアンタ等に言われたくないね」


117)こたつとみかんは恋人


「……というわけでさァ。んで、旦那たちは何でそんな格好…」
「仕事だよ仕事。スナックすまいるの宣伝。沖田くんたち来なァい?」

そうニタニタと笑い、ビラを見せてくる銀さん。
なるほど宣伝か。だから目立つようにサンタの格好を…


「今日のところは終わりにしやしょう土方さん。鈴、夕飯は何でィ」
「えーと、マンボウのはらわたを煮込んだものと……」

「おーい無視ィィ!? 銀さん傷付いちゃうなーガラスのハートだから! つーかお宅の夕飯どうなってんの!」

ザキトナカイ、出発だ。
こんな奴等に構ってられるかチキショーめ。
土方さんは未だ丸まったまま。
今日のパトロールは、これにて終了。お疲れ様でした。


 ***




「…クリスマスも終わりですねー」
「てめ、外で恥かかせた割には屯所で何もしねーのかよ」

ただいま約21時。
こたつの温かさに浸っていると、向かいの土方さんから声がかかった。

「もうね、何ていうか燃えつきた…。いちかのテンションがついていかないっていうか…」
「随分勝手だなオイ」
「ま、クリスマスだからって無理にはしゃがなくてもいいんでさァ」
「さすが沖田さん、わかってるぅー」


昼ははしゃげど、夜はのんびり。



「…じゃあどうすんだ、締め」
「そうだなぁ…別に、これが今年最後の更新ってわけじゃないんですよね」
「後は…忘年会かィ」
「そうそう、それそれ。…だからテキトーでいいんじゃないんですか?」
「見事にやる気ゼロだな。何気に予告してるし…」

土方さんも脱力しきり、溜め息をついた。
なんていうかね、こたつに入ってたら思考回路が鈍くなるんですよ。

あぁ…なんか…


「オイ…」


心地よくなって…


「めりー…おやすみます……」


ばたん。


おやすみなさい。




(じゃ、めりーおやすみますが締めってことで)
(…そうだな)