二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【3Z始めました】 ( No.641 )
- 日時: 2012/04/13 21:22
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: qdhAso1A)
まぁそんなこんなでリハーサルも終わり、待つは明日の本番。
ていうか予行したのは入場してメインテーブルにつくとこまでだったんだけど。
「ザキさん、その次らへんにやるのは何だったんですか?」
「ん?」
「ほら、なんか大きなベッドがあったじゃないですか」
「……それは知らない方がいいよ」
なんじゃそりゃ。
…ていうかこの披露宴ケーキ入刀なくね? あれ?
148)更新率減ります(´・ω・`)
とりあえず今日は明日の夜に備えて屯所へ退却。
私たちの乗ったパトカーが屯所に着いたのと同時に、近藤さんはお尻を気にしながら。土方さんは頭を包帯でぐるぐる巻きにしながら。
沖田さんは松葉杖をつきながら帰ってきた。
どうやら病院帰りらしい。
「…何やらかしてきたんですか」
「だから我ァ通してきたんだよ」
「ふーん。で、結果の方は?」
「この包帯みりゃ分かんだろ」
分かりませんな。そんな包帯ぐるぐる巻いてたら。
まあ近藤さんのスッキリしたような顔を見る限り、結果は良だったんだろう。
でも忘れてるよね、近藤さん。
「何かから開放されたような表情してますけど、明後日ありますからね。式」
「………あ……!!」
全然すっきりしないよ。
***
その夜、松葉杖と仲良く歩いている沖田さんに、今日何をしていたのか少しだけ話してもらった。
名門柳生家とお妙さんを巡って大喧嘩したらしいですね。
柳生っていったら私、とにかく強いってイメージしかないもん。それに勝ったってのはやっぱり凄いよ皆。
「…俺ァもう部屋に戻りまさァ。ワラ人形とか準備しなくちゃならねーんで」
「そんな足になってでも土方さん呪うんですか。ていうかアレ以上包帯増やさんでやれよ」
全身ミイラになっちゃうよ。
…てか、
「……女の子同士、かぁ」
本当にあるもんだね、そういうのって。
いや、別に否定してるわけではなく。
逆に凄いと思う。
「性別超えて愛しちゃってんもん」
それを堂々と胸張って言えるなんて。
一度拝んでみたいもんだ、柳生九兵衛さん。