二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【ギャグ99%】  ( No.8 )
日時: 2011/08/07 22:54
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)




「あーいてて。縄食い込んで跡ついちゃったんですけどどうしてくれやがるんでしょうか」



07)うるさい奴は何してもうるさい



「で? 爆発したんでしょ? はやく現場行きなさいよ」
「お前は何だ、斬られてェのか?」

寝転がってテレビのリモコンを手に取った瞬間、首にヒヤリとした金属の感覚。
ひィィィィィィ刀! 刀抜きおったぞこのチンピラマヨ!

「やだなー、軽いジョークじゃないですか全く」
「そうか。…俺は天人の館がいくらフッ飛ぼうがしったこっちゃねェよ」

首に冷たい感触が無くなる。助かったー。
17才の少女の命がチンピラマヨの手によって終わるとこだった。

「連中泳がして雁首揃ったところをまとめて叩き斬ってやる」
「それ良いトコ取りっていうんですよ土方さん。もしくはお徳用パックをまとめて買っていくオバサン」
「うるせェ! お前もういっぺん縛られてろ!」

また刀を突き出してくる土方さん。
まだ鞘に直してなかったのかよ直せよホントに。


「はいはい、女中は静かにしときますよぅ」

そう言って私はテレビをつけた。
あ、テロのことやってる!


「真選組の晴れ『今回卑劣なテロに狙われた戌威星大使館』楽しい喧嘩に『幸い死傷者は出ていませんが…』………」

「このアナウンサー可愛いなぁ、何て名前か分かります?沖田さん」
「さァ? 俺ァみんなメス豚に見えるんで分かりやせん」
「最低ですね」


「聞けェェェェ!! テレビつけんじゃねェよ!!」

「人にうるさいとか言って自分が一番うるさいじゃないですかコノヤロー!」
「何一人でかっこつけてんでさァ」

「え!? 何で俺責められてんの!?」


まったくー…と目線を土方さんからテレビに戻したとき。


「あああぁぁぁぁぁ!!?」
「あんたも土方並にうるさいですぜ」

こ、ここここの3人は……

「銀さんに神楽ちゃんに新八!」

「何だお前、知ってんのか?」
「えっ、いや…一方的に知ってるというか……えーと、まぁこの前でかけたときにチラッと見かけて」
「何で見かけただけで名前まで知ってるんでィ」
「えーと、それは……」

えええええ元々知ってたとか通用しないよってか逆に怪しまれる!
とか言っても切り抜ける方法が……

あっ、そうだ。


「ザキっ…山崎さんが教えてくれたんです」
「ホントですかねィ」
「ああああ当たり前じゃないですか! 帰ってきたら聞いてごらんなさいな!」


あーこりゃ先手に回って話合わせてもらわないと。



その時。


「土方副長、沖田隊長! 準備が整いました!」

と、知らない隊士が襖を開けた。
ほォ、今から出陣とやらか。って私は? 私は?
土方副長、沖田隊長、楠木女中!じゃないの?



「オラ行くぞ総悟」
「分かってまさァ土方」

えっちょっ……


私はァァァァァァ!?





( お前立場分かってんのか? 女中だぞ? まず何で俺らと同じ部屋で寛いでんだよ )
( 寛ぐつもりはなかったんですけど。最初縛られてたんですけど。宙吊りで )