二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】真選組女中ですけど。【アンケート実施】 ( No.89 )
- 日時: 2011/08/17 21:35
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
一週間後。
丁度洗濯物を終えた一人の女中を見つけ、沖田は微笑んだ(黒く)。
36)あーキツネが飼いたい。
「ぶんぶんぶーん、ゴリラ飛ぶ〜…って、沖田さんじゃないですか」
「いやァ丁度良かった鈴。ちょっと付き合ってくれやせんか」
「…え、いやです」
何でございましょうその黒い笑みは!
絶対何か企んでるだろ!
「どうせ暇なんだろィ?」
そう言って沖田さんは腰の刀に手をつける。
ひィィィ何かあったらすぐコレだよこの人はァァァァ!!
「めっちゃ暇ですはい、それはとても」
「じゃ、行くぜィ」
ったく何処行くんだよ…。
地獄の淵とか連れていかれそう。
ああああパトカーが三途の川を流れる舟に見える。
「何やってんでィ早く乗れ」
「ひィィ分かりました」
ぐっはー乗ってもうたァー!!
さよならマヨゴリラ糖分王チャイナ眼鏡ヅラお妙さんそよちゃんあとその他皆さん(ザキとか)
***
『変であることを恐れるな! 変とはつまり、オリジナリティだァ!
第7回、宇宙で一匹! 変てこペットグランプリーッ!!』
司会者のタイトルコールで、観客はワアァーッと叫びだした。
「…沖田さん」
「何ですかィ」
「これ、何ですか」
「何って…司会者が言っただろィ」
舞台に立つ私と沖田さん、そして司会者。
そしてそして何故か私はピンクの首輪(リード付き)を付けられている。
「えー、まず最初のエントリーは、甚平生物サド丸0号ちゃんと飼い主の沖田総悟さんでーす!」
…ん?
甚平生物?
サド丸0号?
飼い主?
…ぷっつん。
「てんめェェサドコノヤロー!! 甚平生物って何だよ! サド丸0号って何!? 止めて!?」
「喜びなせェ、アンタが初代サド丸ってことでさァ」
「喜べる要素が一欠片もねーよ!!」
必死にサドに食いかかろうとするものの余裕で頭を押さえられる。
「…えーと、随分やんちゃな子ですね。そしてペットにしては物凄く人間に近い形をしていますが」
「物凄く人間だよ!!」
「えェ、珍しいでしょう? シネ・ヒジカタっていう種類なんでさァ」
「何その種類嫌だ怖い!」
ちくしょー司会者も司会者で何ボケてんだ突っ込めよ!
私は人間じゃボケ!
うわァァァァ
ただでさえ近所の子供から不良の姉ちゃんてあだ名消えてないのに
こんなんもう明日から甚平生物のサド丸0号て呼ばれるよ!
「静かにしなせェ0号。予選を勝ち抜いたら前回チャンピオンへの挑戦権が与えられるんですぜ?」
「確実にいらないです」
「えー、物凄く人間ぽいサド丸0号ちゃんと沖田総悟さんでしたー!」
あ、なんか終わった!
( しくしくしくしくしく。もうお嫁にいけない )
( 鈴より土方の方が良かったか…いやでも土方は力が強いから )