二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: GACKTとがくぽ ( No.3 )
日時: 2011/08/08 13:21
名前: 由梨愛 (ID: M2p.RHGQ)

インターネット社にて


「お前は今日からがくっぽいど……たくさんの声を届けてくれ。完成したら……きっといいマスターが就くはずだ」

まだ存在を持たない一つの光に一人の白衣の人間が語りかけた

「そうだ、お前の声の主を教えてやる。君の声の主はGACKT。低く美しい声を持つ人間だ。いずれ会える日も来るだろう」


(ガクト————……)


開発が進み存在はあるがまだ不自然な形の存在はおぼろけにその言葉を受け止めた


それから数年後ヒューマンボーカロイドとしてインターネット社から「がくっぽいど」は誕生した。髪は紫で長く一つに束ねている。そして美しい着物を着たボーカロイドだ


がくっぽいどはまだ調教は何ひとつ済ませていないので声がロボットそのもの。そしてその声で一人の社員に話しかけた


「アノ、オレハドウスレバ———……」
「がくっぽいど、静かに。今日はGACKTさんがお前を見に来ているんだ」

がくっぽいどはビクンと体を強張らせた。何時の日にか聞いた懐かしい言葉。おぼろけな記憶の中からそのその言葉を探し出した


(ソウダ、オマエノコエノヌシヲオシエテヤル。キミノコエノヌシハガクト———……)

がくっぽいどがそんなことを考えていると一人の男性が来た
黒い髪に黒い格好


「がくっぽいど———……キミががくっぽいど?」
「エ、エエ」

ただ言われるがままにがくっぽいどは頷いた

「ボクはGACKT。キミに声を分けてあげた。ボクの分までしっかり頑張ってたくさんの人に声を届けて。歌のチカラ、歌の魅力を伝えてくれ」

がくっぽいどはGACKTの言った言葉の意味が分からなかった。まだ自分が何も施されていない状態で語りかけられても分からなかった

「今は分からなくてもいい。でもきっといずれボクの言った言葉の意味はきっと分かるはずだよ。頑張ってね。ボクの子供……」

そう言ってGACKTは部屋を後にした。傍にいた社員はがくっぽいどに語りかける

「さあ、初期の調教に向かおうか。君はもうすぐ世の中に出回る。最高の存在になってくれよ」

社員はがくっぽいどにそう告げるとがくっぽいどをつれてメンテナンスルームへと向かった

そしてその後は社員とがくぽだけが知る事になる





これが声の主とがくっぽいどの出会い





***

かなり想像を含みます。完全におかしいです
最初からこの状態で大丈夫かな・・・?