二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: バカとSSSと召喚獣 ( No.14 )
日時: 2011/09/22 21:30
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: ZqtI4eVj)

第12話

僕たちは教室に戻ってきた
だが・・・

明久「うわっ・・・」
秀吉「これはひどいのう」
仲村「卑怯ね」
教室の机や座布団、さらに生徒の私物、主に筆記用具類がボロボロにされていた
明久「これじゃ補給がままならないね」
秀吉「地味じゃが点数に影響が出る嫌がらせじゃな」
綾香「どうしよアキ兄・・・」

坂本「あまり気にするな
   修復に時間はかかるが作戦に大きな支障はない」
雄二がやってきた
どこ行ってたんだろう
明久「雄二が言うならいいけど・・・
   どうして教室がこんなになってるのに気づかなかったの?」
坂本「協定を結びたいという申し出があってな
   調印のために教室を空にしていた」
仲村「協定?」
坂本「ああ。4時までに決着がつかなかったら明日の午前9時に持ち越し
   その間は試召戦争に関わる一切の行為を禁止するってな」
綾香「それ承諾したの?」
坂本「そうだ」
明久「でも体力勝負に持ち込んだ方が僕達に不利なんじゃない?」
坂本「姫路以外は……な」
明久「あ!」
坂本「あいつらを教室に押し込んだら今日は終了だろう
   そうなると作戦の本番となる明日は姫路個人の戦闘力が重要になるんだ」
明久「だから受けたの?
   姫路さんが万全の状態で挑めるように」
坂本「そういうことだ
   この協定は俺達にとってかなり都合がいい」

でも何かがおかしい
嫌がらせをするためにそんな協定を結んでくるなんて・・・
根本恭二はそんな甘い男とは思えない・・・
秀吉「明久とりあえず戻るぞい
   向こうでも何かされてるかもしれん」
明久「あっ、うん
   綾香行くよ〜」
綾香「・・・・」
明久「綾香?」
綾香「あっ!な、何アキ兄?」
明久「大丈夫?何かボーっとしてたみたいだけど?」
綾香「だ、大丈夫だよ!」
明久「・・・そっか、それじゃあ戻ろう」
綾香「うん」
明久「雄二あとよろしく!」
坂本「おう備品の手配をしておこう」
仲村「私も手伝うわ」
坂本「そうか頼む」

僕たちはみんなが戦ってる場所へと戻る
明久「なんかまだ色々やってきそうだね」
秀吉「そうじゃな」
綾香「・・・・」
秀吉「この程度で終わるとは思えん
   気を引きしめた方が良さそうじゃ!」

みんなが戦ってる場所に戻ってきた
須川「吉井!戻ってきたか!」
明久「待たせたね!戦況は?」
須川「かなりまずい事になってる」
秀吉「何があったのじゃ?」
日向「島田さんが人質に取られたんだよ!」
明久「なっ!?」
須川「おかげで相手は残り二人なのに攻めあぐんでる」
日向「どうする明久?」
明久「それよりも野田君は?」
野田君の勢いで突っ込めば相手が怯んで隙ができ島田さんを救出できるかもしれない
日向「あのバカはとっくにやられて補習室送りさ・・・」
そうですか・・・
わずか5秒で作戦がおじゃんとなった・・・
明久「・・・とりあえず状況を見たい」
須川「わかった、こっちにきてくれ」

少し進むとBクラス2人が島田さんを捕まえていた

明久「島田さん!!」
美波「よ、吉井!!」
「そこで止まれ!!」
「それ以上近づくと召喚獣に止めを刺して、この女を補習室送りにしてやる」
島田さんの召喚獣は今にでも戦死になりそうな点数だった
数少ない女子を人質にしてこちらの士気を挫く作戦か
うまいやり方だな・・・
このまま攻め込んでも先に島田さんの止めを刺され辛い思いをさせてしまう
・・・・問題ないな
明久「総員突撃用意!!」
日向「了解!!」
須川「隊長それで良いのかって日向早すぎだ!!」
日向「戦争に犠牲はつきもの!
   ゆりっぺからそれを嫌ほど教わった」
「ま、待て吉井!!」
「こいつがどうして俺達に捕まったと思ってる!?」
明久・日向「馬鹿だから」
美波「殺すわよ?」
ユイ「アホですね」
「こいつ俺たちがおまえが怪我をしたって偽情報を流したら一人で保健室に向かったよ」
明久「島田さん・・・」
美波「なっなによ///」
明久「怪我をした僕に止めを刺しに行くなんてあんたは鬼か!!」
美波「違うわよ!!」
日向「ゆりっぺみたいだな・・・」
ユイ「アホですね・・・」
美波「ウチがあんたの様子を見に行っちゃ悪いの!?
   これでも心配したんだからね!!」
明久「島田さん、それ本当?」
美波「そ、そうよ///
   悪い?」
「や、やっとわかったか・・・
 それじゃあおとなしく・・・」
明久「総員突撃!!」
美波・Bクラス二人「「「どうしてよ(だ)!?」」」
明久「あの島田さんは偽者だ!
   変装してる敵だぞ!!」
変装する相手を間違えたな!
あの島田さんにそんな優しさがあるわけない!!
「お、おい待て!」
「こいつは本当に本物の島田だぞ」
明久「黙れ!!見破られた作戦にいつまでも固執するなんて見苦しいぞ!!」
「「だから本当に!!」」
明久「行け!須川君、横溝君」
須川・横溝「「はあぁー!!」」

英語W
Bクラス男子A:18
Bクラス男子B:33
須川亮:59
横溝浩二:65

「いやあーー!!」
「助けてえーー!!」

二人は鉄人に連れて行かれたし
これでひと段落・・・

美波「吉井ぃ〜」
明久「島田さん!僕は最初から君が本物だって気がついて(ゴスっ!)・・・」

そこで僕の意識は途切れた