二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜トリップ!新しい世界!〜†参照1400突破…!?† ( No.409 )
日時: 2011/10/18 20:53
名前: 桃咲 梨莉 (ID: tR/vZAE7)
参照: 元、茉莉だよ!


20話    「由良が向かった場所」


〜由良side〜


{帝国学園前}

「はあはあ…着いたわ………。」

走ったせいか、息が荒れてる。

でも、そんな事気にしない。

私は今、これからの事で頭がいっぱいだから。

なぜかと言うと、この帝国学園は、セキュリティーが並みじゃない。

そうやすやすと侵入出来る訳ではない。

だけど…。

頑張って乗り超えなければ…。

気づけば、もう5:30。

そう考えている時間ば無いらしい。

急がなちゃ。

「………!誰だっ!そこに居るのは!」

あ…ばれちゃった。

仕方ない。

「いえ…。特に何も…」

ごまかす。でも、こんな事で騙せる筈がない。

充分分かっている。

本番は、ここからよ。

「そんな事でごまかせられるか!
 これは、犯罪なんだ!不法侵入!
 取りあえず、こっちに来なさ…うぐっ!?」

「ごめんなさい。」

一瞬の出来事。

ただ、私が蹴っただけ。

私は、何事も無かったかのように歩いていく。

道に迷いそうなものだけど、私は幼い頃から帝国にいた。

今頃迷う筈もない。

取りあえず、会わなければ…。

あの人に…。

「ここだわ。」

なんとなく、独り言を呟いた。

自分を落ちつかせる為に。

「失礼します。」

「………誰だ?」

聞きなれた声。

この声を聞くと、安心した時もあった。

でも…。

今は、震えが止まらない。

私を縛りつけていた奴が目の前に居る。

それを考えただけで、震えが止まらない。

_____怖い

そう感じた。

「………由良か?」

「………はい。」

「久しぶりだな。どうしたんだ。」

「…会いたくなった。ただそれだけです。」

ああ。また私は奴の言いなり。

一生脱出出来ないであろう、奴の呪縛にかかったまま。

私は変わらない。

今も、この先も……

「…私に会いに来た?親離れ出来ない奴だな。」

「………」

奴の口が釣り上がる。

奴どくどくの笑い方。

「まあいい。私の元に戻って来る気はあるのか?」

「………はい。」

「宜しい。それでこそ、私の真の最高傑作。」

ああ。私は、また判断を誤った。

また、奴の言いなりに逆戻り。

「ありがとうございます。










 ………総帥。」





あとがき

は?な展開。
しかも、分かりにくい!

一応、20話超えです。