二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 幻月の下に唄う ーイナズマイレブンー ( No.20 )
日時: 2011/08/26 19:54
名前: 宙詩 風梨 (ID: P/D0CuiW)

(6) 歌えない”歌姫”

〜とある裏路地〜

 「なんなんだよ……っ!コイツ女だろ!?」
そう呟いた男の体が吹っ飛ぶ。
年は高校生くらいだろうか。制服の着かたからしてどうやらまともな生徒ではないようにも見える。

ーーとはいえ今は制服も破れたりと、かろうじて原型を留めている程度なのだが。

彼のすぐ隣を仲間が吹っ飛んでいく。
それと同時に少女の声。

「……女子中学生一人相手に大勢で挑んでこの状態……無様だね……」

藤色の髪と青い目の少女ーー神原 結祈。
つまらなさそうな顔をした彼女の足元にはボロボロにやられた沢山の不良。

「もういい?まだやる?……てか、できる?」
自分が痛め付けた奴を見下し馬鹿にするように笑う。
そして一番近くに倒れていた男のそばにしゃがむと男の手を取り呟いた。

「今度もし学園の子に手出したらどうなるかぐらい分かるよね?……そのときはさ、僕が君のこと……」

取った手を握り締める結祈。
悲痛な叫び声を上げる男。

「……壊してあげるよ。」

手を離し立ち上がると彼女は大通りに向かって歩き始める。
そして小さく呟いた。

「……そういえば“歌姫”なのに歌うなって矛盾してるよね…」
少し間を置き
“まぁ、あれを歌と言うかは僕もしらないけどさぁ…”
と言葉を続けるとクスリと笑った。

〜〜〜〜
gdgd過ぎる。うん。
誰か文才を下さい。(オイ