二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 学ヘタ×オリキャラ×少しうみねこ 不思議な日常 オリ募集中! ( No.76 )
日時: 2012/02/18 03:50
名前: 秋桜 ◆hIJueew2tI (ID: WgY/GR3l)

香×憂 短編


christmas






『あー寒いわー。菊の家よりかはマシだけど』

「真冬は寒くて当たり前的な」

『でもやだなぁ。寒いの。私、国になるなら絶対南国になる!』


クリスマスっつったら、大体憂が家に来る。湾のとこでもいいのに


『だってクリスマスっつったら恋人じゃん?で、一番無害な香の家。菊のとこはちょっと地味だからねー』

「・・・そうすか・・・でも何で俺的な?つか無害って何的な」

『え、香は襲ったりしないじゃん』

「相手が相手だから的な。襲う奴の気がしれない的な」

『Σひっど!親友だと思ってたのに!』

かなりショックだったみたいで。何を期待してたのか・・・

塚、菊とか先生とかに怒られる的な。いや、湾にも


「・・・」

『あー、寒いね』

「知ってる的な」

『あ、そうだっけなぁ。・・・あ、そだ』

「・・・?」

憂は鞄から立方体を包んだ物を取り出した。丁寧にラッピングされている


・・・え、ラッピング?まさか


『そのまさか!さぁ私からのクリスマスプレゼント受け取れい!』


うわ、上から目線
とりあえず受け取った



ラッピングを綺麗に剥がしていく
中には白い箱があった
開けた
中には黄色い箱があった
開けた
中には赤い箱があった
開けた
中には青い箱があった
開けた
中には緑の箱があった
開けた
中には桃色の箱があった
開けた
中には茶色い箱があった
開けた
中には紫の箱があった
開けた
中には赤い箱が(ry

・・・5分後(ヴェ〜♪♪♪ピンポンパンポーン♪byヴェネチアーノ)

「ぜぇ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

『お疲れ』

「・・・」

やっと辿り着いた先には小さな小さなチロルチョコ


「ちっさ的な」


俺は思わず本音を口に出した
怒るだろうな、と思いながらチロルチョコに向けていた視線を憂にやった


『あはは。小さいけど愛があれば何とかなるってね!』


予想とは裏腹に憂はクッションを抱き締めながらいつもの笑顔を向けた


「・・・嬉しい・・・的な?」

『疑問点無かったよね?』

「・・・」


笑顔で返さないで頂きたい


『にしてもさ、やっぱ家ん中でも寒いのなー』

「・・・何回目すか」

『あ、こないだ漫画で読んだんだけどさ!恋人同士がさ、告白してさ、抱き合ったら彼女が「○○君、暖かい・・・」って言ってた。だからきっとこれで暖は取れる筈・・・!!』 

「は、え、ちょ」

『ふふふ・・・大人しく捕まれやああああ!!』


あーあ


「〜〜〜・・・」

『あ"ー・・・マジで暖かい・・・マイブームになるな・・・だとしたらフェリちゃんはブツブツ』


何て最悪で


『・・・香ー、来年も来ていー?』


最高な


「・・・好きにしたら、良い的な・・・」


christmas・・・

ーENDー

悪魔でこれは作者がふと思い付いたCPです!
本編では特に目立った進展は無いようにします!短編ではやりたい放題やりますが←