二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 学ヘタ×オリキャラ×少しうみねこ 不思議な日常 オリ募集中! ( No.78 )
- 日時: 2012/02/18 23:43
- 名前: 秋桜 ◆hIJueew2tI (ID: WgY/GR3l)
※グロあるかも?
・・・目を覚ましたら
辺りは真っ赤な血の海で
真っ赤な真っ赤な、血の海で
血の海で、沢山の見覚えのある人達が
色んな場所から血を流して、冷たくなって
亡くなっていた
過去編「小さ過ぎた少女」
「・・・?」
分からなかった。何が起こったのか
知らなかった。これが何を意味するのか
何にも、分からなかった。分かりたくなかった
「・・・」
私の黒髪は所々血にまみれて不思議な色になっていた
嫌な臭い 鉄臭い
吐き気がする 気持ち悪い 気持ち悪い
早くこの場を去りたかった
だから走った。急いで
「や・・・耀!耀?!」
一頻りに脳裏をよぎった人物の名前を叫ぶ
だがそれが誰だったか何て知らない。覚えてない。何にも 何も
「耀・・・!」
走っても走っても
どんなに足が疲れても
どんなに息を切らしても
らしき人物は見当たらない
でも死んでるなんて事は絶対に無い
私は疲れてその場に膝をついて、座り込んだ
さっきよりも鉄臭くて気持ち悪い
嫌な胸騒ぎ 人影は無い
人気も何も無い 何も無い
独りぼっち
「耀ー・・・耀ー・・・グズッ・・・」
涙が溢れ出す
泣きたくないのに泣いてしまう、弱い自分
国としては分からないけど、人としては大好きだった人を
何で知らないの・・・?
後ろから人の気配がする
勘が、危ないって
伝えた時には
パァンッ
「・・・っ!!」
遅かった
隙を突かれた
後頭部を弾丸で
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
いたい イタイ イタイ
死を覚悟した
私は被っていた
軍帽を
目の前に
落としてーーーーーー・・・
ドサッ
・・・リ
・・・リ・・・!
エ・・・・・・!
エリ・・・!!
「ん・・・ぁ・・・?」
見慣れた天井
見慣れた風景
見慣れた部屋
見慣れた顔
目の前には
「エリ・・・?」
「耀・・・」
愛する人が
近くに
涙が、溢れて、止まらない
夢って、分かったから
「エリ?大丈夫あるか?怖い夢でも見たあるか?!」
「・・・ううん・・・違う・・・」
優しく、私の頭を撫でた、その手は
暖かくて、嬉しくて
愛おしい
有難う
感謝しきれない。でも、言わせて
「・・・有難う」
ーENDー
オマケ
「今夜は一緒に寝てやるある!」
「いいよ・・・」
作者コメ
くそ長いww
駄文ごめんなさい