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Stage１　「ハヤテ×ナギ×マリア」

？「ぬ…ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！」

若干小柄な少女が新聞のテレビ欄を見て唸ること、1時間。

？「ハ…ハ…ハヤテ————————————————————！」

その若干小柄な少女が1人の超不幸執事を呼ぶ声は、「ここ、何処の国だよ…。」と思わせるほどの、
広大な敷地面積（東京の練馬区の、約３分の２を占めています）を誇る、我らが三千院ナギお嬢様のお屋敷に響き渡ります。

若干小柄な少女…

？「若干小柄な少女と言うなぁぁぁぁぁぁ！」

すいません。では、その少女の名は「三千院ナギ」。超大金持ち。石油王。三千院けの一人娘だからにして、その莫大な資産・土地を受け継ぐ事になっていたりする、【ハヤテのごとく！】のヒロインになっちゃってたりする人。

ナギ（以下ナ）「ハヤテ————————————！」
？２「はい！ただ今参ります！」

　　　　　　　　　　　バン

？２「どうされましたか！お嬢様！！！！」

重く厚い木の扉を思いっきり開けて入って来たこの、いかにも金に縁が無さそうな少年が【ハヤテのごとく！】の主人公。名は「綾崎ハヤテ」。

クリスマスイブの夜に両親から１億５千万のプレゼントをもらい、ヤクザに内臓をアバウトな考えで売り捌かれそうになった所を、ナギに助けてもらう。
すれ違いと誤解と勘違いでナギの執事として働いているという、この世で一番運のない少年。女顔。金に縁・なし。

ハヤテ（以下ハ）「で、どうされたんですか！」
ナ「うむ…。実はな、予約していた深夜アニメがプロ野球で押されてとうとう、今週は番組自体が無くなっちゃったんだよ！」
ハ「へ？ま…まさかそんなことでお呼びになったんですか…？」
ナ「そんなことではないだろう！大変じゃないか！そうだ！ハヤテ、今すぐGAGA○A文庫に抗議の電話を…！」
ハ「かけませんよ！」

そんな感じで三千院お嬢様の１日は過ぎて行った。

　　　　　　　　　　　　　　　続く