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ロヴィ「どうするのって…だから、俺は行かないって言ってるだろ！」
フェリ「どうして？」
ロヴィ「どうしてって…さっきも言っただろ！俺はルートの奴と一緒にいるのは嫌だからだ！あと苦手な人が数人居るしな！」
フェリ「…」
ロヴィ「…」

二人の間に変な空気が流れる。
それを吹き飛ばしたのはフェリシアーノだった。

フェリ「じゃあ、兄ちゃんはおれより弱いんだ」
ロヴィ「は、な、何！？」
フェリ「だってそうじゃないか！おれはルートにも電話して、これから会うんだよ！それなのに兄ちゃんは、その人たちと会うのが嫌だから、おれより度胸がないじゃないか！」
ロヴィ「う…あ…もうわかったよ！行けばいいんだろ？行けば！その代わり、俺がお前より弱くないってことになるからな！」
フェリ「兄ちゃん…！よし、これで決まりだね！さーてと！」
ロヴィ「おい、どこ行くんだ？」
フェリ「ちょうどあれが切れそうだから、買いに行くんだよ！」
ロヴィ「待て！俺も行く！」
フェリ「えー？別にいいよ…」
ロヴィ「一人だけ何も持ってこないってのは嫌だからな」
フェリ「そっかー！でも、兄ちゃんは何を持っていくの？」
ロヴィ「まだ秘密だ！」
フェリ「えー？教えてよ！」
ロヴィ「だーめーだ！」

本当は、ロヴィーノも行く気まんまんだったようだ。