二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜正反対の最強双子姫〜さ、参照800突破ですと?! ( No.222 )
- 日時: 2011/09/13 06:34
- 名前: 刹那 (ID: CA3ig4y.)
鬼道「久遠監督!俺達が、オーストラリアと互角に戦えているのは、監督の采配のお陰です!貴方は、チームを駄目にするような監督じゃない!桜咲木中で、何があったんですか?!」
久遠「お前が知る必要ない。」
鬼道「監督!」
響木「待て、俺が説明しよう。」
ティアラ「私もいるよ♪」
鬼道「響木監督、ティアラ。」
秋「ティアラちゃん、試合見に来てたんだ。」
ティアラ「うん、観客席の一番後ろでね。」
ティアラは帽子を深く被っている。
響木「10年も前の事だ…桜咲木中サッカー部は、FF地区予選の優勝候補の一角だった。」
ティアラ「でも、最強のチームとの決勝前日、部員達は対戦相手と喧嘩して、怪我をさせてしまったの。」
鬼道「!!最強のチームとはまさか…!!」
響木「そう、帝国学園だ。恐らく、影山が仕組んでいたんだろう。」
鬼道・ティアラ「「っ…」」
秋(鬼道君が悔しがるのは分かる…でも、何でティアラちゃんまで…?)
響木「…。」
ティアラ「事件が公となれば、サッカー部は無期限停止となり、部員達はサッカーをする場を奪われてしまう…久遠監督は、自分が問題を起こした事にして、決勝を棄権した…その事で、指導者資格が停止されてしまったの。」
響木「あれから10年、ようやく資格停止処分が解け、俺は監督就任を要請した。何故なら、久遠のサッカーへの情熱は衰えず、研究を続けていた。彼の素晴らしい指導力こそ、この代表チームには必要だと思ったからだ。」
目金「ですが、何故その事をティアラさんが知ってたんですか?」
ティアラ「クラリス家の情報網を甘く見ないでよね☆」
ビッグウェイブスが選手を交代、中盤の選手を入れたようだ。試合再開、綱海にマンツーマンでマークがつく。
ティアラ「丈介にこれ以上、シュートを打たせない積りだね。」
その時、綱海が選手を抜いた。虎丸が綱海にパス。が、4人の選手が綱海を囲む。綱海は壁山にパス。が、全員にマークがつき、パスを出せる相手が一人もいない。
壁山「どうすれば良いんす?!」
久遠「一人で持ち込め!!」
壁山「えっ?!」
その時、相手の選手が壁山にタックルをした。
壁山「負けないっす〜!!」
壁山はドリブルで振りきった。
円堂「ナイスドリブル!壁山!」
その時、壁山は監督の言葉を思い出した。
壁山「あれは、自分で持って上がって行く事も必要だって言う意味だったんすね!」
壁山は虎丸にパス。虎丸がドリブルで持ち込む。シュートと見せかけ、相手のスライディングをかわし、豪炎時にパス。豪炎寺の新必殺技が決まった。
目金「爆熱スクリュー!!」
ティアラ「この試合で、2つも新必殺技を…?!」
そこで、試合終了のホイッスルが鳴った。2−1でイナズマジャパンが初戦を突破した。
ティアラ「凄い!!こんな試合見たの、初めてだよ!!すっごくワクワクした!!」
その時のティアラは、本当の笑顔を見せた。
ティアラ(でも、気になる事もある…)
豪炎寺「虎丸。」
虎丸「はい、豪炎寺さん。…?」
豪炎寺「なぜあの時、自分でシュートを打たなかった?スライディングタックルが決まる前に、打てた筈だ。」
虎丸「…俺よりも、豪炎寺さんの方が確実に決めてくれると思ったんで。それじゃあ、失礼します。」
ティアラ(やっぱり、修也も同じ事思ってたんだ…)
その後、ティアラは鞄を観客席に事に気付き、急いで観客席に戻ろうとした。
響木「ティアラ、一つ聞きたい事がある。」
ティアラ「響木さん…何ですか?」
響木「お前も、影山に何かされたのか?」
ティアラ「あの方は、そんな方じゃないです!!!」
響木「!!!」
ティアラ「あっ…えっと…し、失礼します!!」
ティアラはそう頭を下げると、通路を走って行った。
響木「…。」
〜観客席〜
ティアラ「え〜っと…鞄…あっ!あった!!」
ティアラは鞄を持つと、もう一度グラウンドに戻ろうとした。
?「君、ちょっと良いかな?」
後ろから少年の声がしたので、ティアラは振り返る。
ティアラ「…!!!」
そこにいた人物を見て、ティアラは驚いた。
ティアラ(嘘っ…?!ヒデとルカ…?!)
ティアラ「な、何ですか…?」
ティアラは再度帽子を深く被り直し、冷静を装って答える。
ヒデ「今から俺の質問に正直に答えてくれないか?」
ティアラ「あの…申し訳ないんですが…私、急いでて…」
ヒデ「じゃあ、単刀直入に聞く。
君は、ティアラ・クラリスだね?」
試合、終わった〜!!では、次回もお楽しみに><…ん?誰も楽しみにしてないって?大丈夫!!心配すんn((パーン!!