二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜正反対の最強双子姫〜参照900突破!! ( No.245 )
日時: 2011/09/15 22:02
名前: 刹那 (ID: QxOw9.Zd)

円堂「虎ノ屋?」

豪炎寺「ここに、虎丸が?」

春奈「はい、確かに入って行きました。」

円堂「そうか。」

ティアラ「へぇ〜、ここが商店街かぁ〜」

秋「どう?初めての商店街は。」

ティアラ「見た事ないお店が沢山あって、凄く面白い!!」

?「何かご用かしら?」

円堂「うわぁっ?!俺達は、虎丸と同じチームの…」

?「虎丸君と?」

虎丸「何騒いでるんだよ、乃々美姉ちゃん?俺、今から出前に…キャプテン、豪炎寺さん…ティアラさん達も…」


円堂「えぇっ?!虎丸が、このお店を一人で切り盛り?!」

虎丸母「えぇ。仕込みから買い出し、出前まで頑張ってくれて…」

豪炎寺「練習の後でか…」

春奈「凄いですね、虎丸君。」

虎丸母「お弁当屋の乃々美ちゃんが手伝ってくれるから、助かってるんですけどね。」

乃々美「困った時はお互い様よ、おばさん。」

虎丸母「でも、私の体が弱いせいで、あの子には苦労をかけっぱなしで…本当は、めいっぱい練習したい筈なのに…」

豪炎寺(そうだったのか、虎丸…)

虎丸「ただいま〜!」

ティアラ「あっ、帰って来た。」

虎丸「駄目じゃないか、母さん!休んでてよ!店はまだ忙しくないんだから!」

虎丸母「悪いね、虎丸。」

ティアラ(お母様思い何だなぁ…それに比べて、私は…)

ティアラは、悲しげな顔で虎丸を見つめる。

虎丸「良いんだよ!店の事は、俺に任せとけって!」

円堂「虎丸!!」

虎丸「は、はいっ!!」

円堂「何で、こんな大事な事を黙っていたんだ?!」

虎丸「それは…」

円堂「出前だな?よし!任せろ!」

虎丸「キャプテン…」

円堂「…で、どこ行けば良いんだっけ?」

豪炎寺「やるか!」

冬花「えぇ。」

春奈「先輩、私達も!」

秋「うん!」

ティアラ「私も!!出前って言うの、やってみたい!!」


〜出前終了後〜←早っ

ティアラ「出前、楽しかったなぁ〜!!」

円堂「でも、不思議だよな。」

ティアラ・豪炎寺「「えっ?」」

円堂「だって、超お金持ちのティアラが、出前やってんだぜ?」

豪炎寺「確かに、不思議だな。」

ティアラ「???」←よく分かってないw

円堂「うわぁ〜!!スッゲーでかい家!!」

豪炎寺「家と言うより、お屋敷だな…」

円堂「ここ、誰のお屋敷だよ?」

ティアラ「私だよ。」

円堂・豪炎寺「「…はっ?」」

ティアラ「ここ、クラリス家の別荘だよ。」

円堂・豪炎寺「「…ええぇぇっ?!?!」」

ティアラ(修也が叫んでる…珍しいw)

円堂「こ、ここ全部か?!」

ティアラ「うん。」

豪炎寺「流石世界のクラリス家…」

ティアラ「ねぇ!!早く帰らなきゃ、皆心配するよ!!」

円堂「そうだな!!」


〜別荘〜

ラティア「…あの子の笑顔は、純白のまま…」

別荘の前にいるティアラ達を見つめながら、ラティアはそう呟く。

ラティア「…良かった、あの子の笑顔が純白のままで。汚されてなくて。」

ビアン「…ニャ〜…」

ラティア「…でも、私は違う…この半年、心から笑った事何て無い…」

ビアン「ニャ〜」

ビアンはラティアの肩に乗り、ラティアの頬に擦り寄る。

ラティア「…貴女といる時だけ、心が休まるわ。」

ラティアはビアンの頭を優しく撫でる。

ラティア「…ねぇ、ビアン。」

ビアン「ニャ〜?」

ラティア「弱い私の傍に…いつまでも、過去から逃げている私の傍に…貴女は、ずっといてくれる…?」

ビアン「ニャ〜♪」

ビアンは、ラティアの頬から流れた涙を、ペロッと舐めた。


秋「今日は来てよかったね、円堂君。」

円堂「ああ。皆も、今日は有難うな。」

冬花「えぇ。」

ティアラ「虎丸、お母様思いの良い子だね。」

円堂「そうだな。」

ティアラ「これからも…その思いを、大切にして欲しいな。…人間、いつ永遠の別れがあるか何て、分からないんだから…」

円堂「ん?何か言ったか?」

ティアラ「ううん、何でもないよ。」

豪炎寺(お前の事情は分かった。だが、何故あんなプレーをする?俺は、それが知りたい。)






切なさと言うか、シリアスと言うか…まぁ、そんな感じを混ぜたんだけど、意味不になっちったw←ぇ